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ウェブサイト制作が"炎上"する2つの原因 回避のカギはチーム力を高めること

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  • 桐谷 晃司 デジパ株式会社 代表取締役社長
  • 吉澤 富美 デジパ株式会社 ディレクター
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Ⅱ.問題の洗い出し

1. 課題を挙げる

チームやWebサイトについての課題を大判のポストイットにひとり3個以上書く。たとえば、「スマホ対応になっていない」「Webのスキルに差がある」「コンテンツに訴求力がない」など。

2. 分類する

ポストイットを集め、似たもの同士で分類し、テーマを拾い上げる。

各自が書き出した課題は、全員でホワイトボードに貼り出して分類する。

Ⅲ.ブレストによるアイデア創発

Ⅱでピックアップしたテーマをさらに深めていく。

1. アイデア出し

2人1組になり、3分でアイデアをいくつか出す。ポイントは「質より量」であること。どんなおかしな案でもたくさん出していく。

2. ブレスト

10分間で考えた案を相手に発表する。「こうしたら面白いのでは」という風にアイデアを結合して深めていく。

2人とも終わったらメンバーを変えて同様に繰り返す。そうすることで自分と他人とのアイデアが結びついて進化していき、より深めていくことができる。

Ⅳ. 年間スケジュールにする

これまでのワークで出てきたアイデアや課題、企画を年間スケジュールにして流れを共有する。

最後にWebツールなどを導入し、プロジェクトごとに情報共有を活発にしていく。

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こうした場面で重要なのは、フラット型のリーダーシップです。リーダーがファシリテーターのように1歩下がって、みんなが均等発言できる場を作っていく。そうすることで場の熱が上がっていくので、良いチームが出来上がっていくのです。

10人が集まり、10人で会話をするのは非常に難易度が高い。特に新入社員と課長という階級の差があると、新入社員は発言をしたがらなくなってしまいます。そのため2人1組など、グループをできるだけ細かくしていくことが大きなポイントです。大きなグループを分解して小さくしていくと、コミュニケーションの難易度が下がり活性化していきます。

「依頼したからもう関係ない」「ディレクターがまとめるから言われたとおりに作ればいい」という考えではやはり良いものは作れません。「1つのチームとしてこのプロジェクトをみんなで良くするんだ」という気持ちを持って臨み、その中でアイデアや課題を出し合って、前向きな気持ちでアイデアをブラッシュアップしていく。そうした意識をもてれば、プロジェクトは炎上しにくくなり、よりよい成果に結びついていくでしょう。

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