マルハンがゴールドマン破り、太平洋ク獲得へ

<速報>名門ゴルフ場争奪戦、パチンコ首位が王手

太平洋クラブの会員組織「新・太平洋クラブ創る会」が昨年10月、会員宛に送付した冊子。スポンサー候補として、パチンコホール首位のマルハンを強力に推す内容となっている。

昨年4月にアコーディア・ゴルフの竹生道巨(ちくぶ・みちひろ)前社長の経費不正流用スキャンダル騒動で幕を明け、今年1月にはPGMホールディングスによるアコーディアへの敵対的TOBが失敗に終わったことで、一段落した感のあるゴルフ場2強のバトル。

アコーディアとPGMのバトルにおいて、密接に絡み合ってきたのが、昨年1月に事実上経営破綻した、名門ゴルフ場・太平洋クラブのスポンサー問題だ。太平洋クラブは「太平洋クラブ御殿場コース」をはじめ17コースを保有するゴルフ場運営の中堅。御殿場コースは、昨年で40回を数えた「三井住友VISA太平洋マスターズ」(国内男子プロゴルフトーナメント)の舞台としても知られる。

そのスポンサー候補として大本命といわれてきたパチンコホール経営最大手のマルハンが、スポンサーの座をほぼ手中に収める展開になりつつあることが、今回の取材で明らかになった。

実は太平洋クラブの各コースには、太平洋クラブの親会社であり、かつ筆頭債権者でもある太平洋クラブホールディングス合同会社(以下、GK)の担保権が設定されている。その担保権を、マルハンは2月15日付で譲り受けたのである。

担保権はスポンサーの座を獲得するための大きなカギになる。それだけに、マルハンがGKから担保権を取得するに当たっては、スポンサー候補に突然浮上したゴールドマン・サックス(以下、GS)との間で、熾烈なバトルが繰り広げられた可能性がある。

ゴルフ場2強のバトルは太平洋クラブと絡んでいた

本題に入る前に、ゴルフ場2強のバトルと密接に絡み合ってきた、太平洋クラブの再建手続きの経緯をおさらいしておこう。

太平洋クラブがアコーディアをスポンサーとする民事再生手続きの申立を行ったのは昨年1月。あらかじめスポンサーを決めておく、いわゆるプレパッケージ型の民事再生である。

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