どうする?オフィス・バレンタイン戦争 「義理チョコ」だからってバカにできない

✎ 1〜 ✎ 6 ✎ 7 ✎ 8 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

では、どんな男性上司がバレンタインに人気なのでしょうか。

A子「課長って普段から自分のことを気に留めて声をかけてくれるの」
 B美「わかる!前向きで仕事もすごく頑張ってるよね!」
 A子「そう、ありがとう、って喜んでくれるね!」
 B美「こっちまでうれしくなるよね?」
 A子「困っているときにいつも助けてくれる課長には、ありがとうの感謝の気持ちを込めて」
 B美「これからも頑張ってください、と応援の気持ちも込めて」
 A子「そして、これからもよろしくお願いします、の気持ちを込めて」
 A子&B美「チョコレートをあげたいと思います!」

このように、日頃から部下に積極的に声をかけ、「いつもあなたの事を気に留めていますよ」ということを伝え、信頼関係を築いている。部下の成長を温かく見守ってくれているような上司は、当然、部下から慕われます。

ささいな一言がチームを変える

以前から書かせていただいていますが、このように「上司が気にかけてくれている」と思わせることで、部下は不安を感じずに仕事ができ、また報告や相談もされやすい雰囲気ができてきます。さらには仕事に対する意欲向上や退職防止の効果も期待できるのです。

バレンタインデーがあるからといって「毒づいたり」「優しくなったり」と急に態度を変化させるのではなく、「日頃から思いやりと気遣いがある男性上司でいましょう」ということみたいです。

でもこれってよく考えると「女性から好かれる男性」ひいては「異性からも同性からも好かれる、人間として大きいと評価される人」ということになるのではないでしょうか。

もちろん私自身も、そんな人になることを目指しています。
一緒にすてきなチーム作りをしていきましょう!

では最後に男性の皆さんに、とっておきの情報を!
私が主宰する営業部女子課で行った“バレンタイン・チョコレートアンケート”140人の結果によると……

なんと「あげない」がトップで3割超えでした!

……お気の毒様でございます。

太田 彩子 「営業部女子課」主宰

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

おおた あやこ / Ayako Ota

一般社団法人 営業部女子課の会 代表理事(「営業部女子課」主宰)。早稲田大学卒業後、リクルート・ホットペッパーの企画営業として社内表彰であるMVP制度にて表彰を複数回受ける。その後独立し、ダイバーシティプロジェクトや女性活躍支援に携わり、のべ5万人以上の女性営業を支援してきた。2009年より営業女子のための応援コミュニティ『営業部女子課』を全国で展開し、営業女子の活躍を目的とした勉強会やイベントを開催。NHK「グラン・ジュテ」や日本テレビ「news ZERO」、日経新聞などメディア出演多数。代表著書に『売れる女性の営業力』(日本実業出版社)、『1億売るオンナの8つの習慣』(かんき出版)、『営業女子 働き方の基本がわかる教科書』(プレジデント社)などがある。内閣府特命担当大臣表彰「平成28年度女性のチャレンジ賞」受賞。日本政府主催「WAW!2016」アドバイザー。株式会社ベレフェクト代表取締役。アライドアーキテクツ株式会社社外取締役。太田彩子ブログはこちら。営業部女子課サイトはこちら

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事