セルフリーダーシップを発揮している企業・組織には次の10の特徴が見られます。
1.高い業績
自ら考え行動する人の集団となるので、業務に無駄がなくなり、業績が向上します。2.働き甲斐があり成果にスピードがある
本当の充実は人の内にあります。自らが考え行動し成果を出せるセルフリーダー環境は社員に働き甲斐を感じさせ、非常に早いスピードで仕事を成果に繋げています。3.低い離職率
会社にお手本となる人が多くいるので、失望し退職する割合が競合他社と比較し低くなります。4.強い集団
優れた思考力、ネガティブな自分と上手に交渉するセルフネゴシエーション力を身につけストレスに強くなることで、逆境にも強い集団に生まれ変わることができます。5.イノベーション集団
目標すら他から定められる、指示待ち組織から自ら考え行動する組織に変わるので、イノベーションを興せます。6.戦略実行集団
戦略が成功する鍵は、戦略が内から作られることです。セルフリーダー組織ならば常に戦略立案から戦略実行まで自己責任の意識を持ち行動するので、成果が確実に身を結びます。7.最高の関係
セルフリーダーは他者を敬えるので、部下や同僚や関係部門のニーズを理解し、各組織が一体となって同じゴールを共有する良好な関係を築くことができます。8.お客様力
最高の関係はお客様とも築けます。これに伴い、リピーターやファンが増えます。9. 信念力
価値の源泉(信念)に沿った思考や行動を一貫してとるので、素晴らしい顧客サービスを行え、不祥事は起こしません。10. 憧れ力
「こんな企業で働きたい」と思われより優秀な社員が集まってきます。具体的な企業としては、GE、グーグル、ペプシコ、ウォルト・ディズニー・カンパニー、ジョンソン・エンド・ジョンソン、…などが挙げられます。これらの企業はセルフリーダーが力を発揮できることを文化にまで落とし込んでいる代表例です。
また、優れたセルフリーダーがトップに就任したことで、企業へ活力を注入した例も多く見られます。IBMを再生させたルイス・ガースナー氏、HPの社員に新しい価値観を植え付けることに成功した、プロキシーファイトで創業者一族と争う前のカーリー・フィオリーナ氏などです。さらに、企業全体には浸透していないものの個別の組織やチームで見れば、優れたセルフリーダーがいることでチームや組織が非常に活力を持って短期間に卓越した成果を出している事例は多々あります。
セルフリーダーシップ力で自分という名の会社を経営するとみなせば、10の特徴を自分自身にあてはめることもできます。高い実績をあげ、やり甲斐を常に感じ、失望せず、逆境に打ち勝ち、イノベーションを起こすことができ、自分戦略を築き実行でき、最高の関係を周囲とだけでなく弱い自分ネガティブな自分とも築け、ファンが増え、信念を持って生き、周囲に憧れられるようになります。
35歳と言えば社会人となって10年ちょっとです。そろそろ、10の特徴のうちいくつを獲得できているかで自分経営が上手にできている人とそうでない人との差が顕著になる年齢です。
□35歳から差をつけるための自分経営戦略とは?
□どんな資質を身につければ自分経営にリーダーシップを発揮できるのでしょうか?
□セルフリーダーシップ力を獲得する方法とは何でしょうか?
□インスパイア力(周囲を喚起させる力/自然と周囲の人の心に火を燃やす力)を発揮することで周囲のお手本となり、結果として組織を上手にリードする優れたリーダー・優れた上司となるためには、どんな資質を持ち、どんな基準で仕事をすれば良いでしょうか?
このような質問に答えるため、次回からは具体的なセルフリーダーシップ力を、事例やエピソードを交えて分かりやすく紹介していきます。
□どんな資質を身につければ自分経営にリーダーシップを発揮できるのでしょうか?
□セルフリーダーシップ力を獲得する方法とは何でしょうか?
□インスパイア力(周囲を喚起させる力/自然と周囲の人の心に火を燃やす力)を発揮することで周囲のお手本となり、結果として組織を上手にリードする優れたリーダー・優れた上司となるためには、どんな資質を持ち、どんな基準で仕事をすれば良いでしょうか?
内田隆(うちだ・たかし)
マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院経営学修士(リーダーシップ、ネゴシエーション、戦略、起業を専門に学ぶ)。更に、ハーバード大学ビジネススクール、ケネディ行政大学院にてリーダーシップや組織経営を学ぶ。
在学中300人以上の世界のビジネスリーダー、国家元首達と会い、彼等のリーダーシップスタイルを独自に研究。特にビジネスリーダーシップやWin- Win型ネゴシエーションを家庭や趣味に応用した「人生のリーダーシップモデル」を独自に構築し定評を得る。
2007年株式会社フォロードリームを創立し代表取締役会長兼CEOに就任。他人を恣意的に動かすことよりもまずは自らをリード手本を示す「セルフリーダーシップ力」で社員力を経営競争力へと変える経営戦略&リーダーシップコンサルティングや講演、研修、執筆活動など幅広い分野で活躍している。
詳細プロフィールはこちらまで
HP: http://www.followdream.jp Email: info@followdream.jp
マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院経営学修士(リーダーシップ、ネゴシエーション、戦略、起業を専門に学ぶ)。更に、ハーバード大学ビジネススクール、ケネディ行政大学院にてリーダーシップや組織経営を学ぶ。
在学中300人以上の世界のビジネスリーダー、国家元首達と会い、彼等のリーダーシップスタイルを独自に研究。特にビジネスリーダーシップやWin- Win型ネゴシエーションを家庭や趣味に応用した「人生のリーダーシップモデル」を独自に構築し定評を得る。
2007年株式会社フォロードリームを創立し代表取締役会長兼CEOに就任。他人を恣意的に動かすことよりもまずは自らをリード手本を示す「セルフリーダーシップ力」で社員力を経営競争力へと変える経営戦略&リーダーシップコンサルティングや講演、研修、執筆活動など幅広い分野で活躍している。
詳細プロフィールはこちらまで
HP: http://www.followdream.jp Email: info@followdream.jp
ブックマーク
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
トピックボードAD
有料会員限定記事
キャリア・教育の人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら