週刊東洋経済 最新号を読む(5/23号)
東洋経済オンラインとは
キャリア・教育 #注目の中高一貫校 校長が語る我が校のDNA

歌舞伎役者に医者に日本代表。暁星学園って? 暁星学園・勝部純明校長に聞く

8分で読める
2/4 PAGES

ですから、入学したら、英語とフランス語の2つの言語を学んで、国際人としての基礎体力を作ってもらいます。フランス色が強く出ているのは、カリキュラムだけではありません。卒業式にはフランス大使が出席して、卒業の祝辞を述べますし、式典には日本とフランスの国旗を掲揚します。国歌斉唱も「君が代」の後にフランス国歌である「ラ・マルセイエーズ」を歌います。

体育の授業はほとんどサッカー

――あと、サッカーも強いですよね。

やはり暁星を語るうえで欠かせないのがサッカーでしょう。体育では、最低限のカリキュラムをこなしたら、残り時間はほとんどサッカーをやっています。ですから、サッカー部に所属していなくても、サッカーはみんなうまい。全国で5連覇をしている競技かるた部の生徒も、かるたの練習後には遅くなるまでサッカーをして帰るほどです。

――さらっとおっしゃいましたが、競技かるたも強いんですね……。

そうですね。競技カルタ部の生徒もサッカーは上手いですよ。暁星高校サッカー部は、日本代表でJリーガーの前田遼一選手をはじめ、有名なサッカー選手も多数輩出しています。高校サッカーでも暁星は優秀な結果を出しています。暁星のサッカー部で特徴的なのはスタンド席を見るとフランス国旗があること。大事な試合でゴールを決めたら、もちろん「ラ・マルセイエーズ」を歌います。

話を聞いていると何だかすごい学校だ……。
ここまでフランス色が強く出ているとは思わなかった。
確かに、暁星学園の最寄駅である九段下駅を歩いていると育ちのよさそうな暁星幼稚園の園児と親が歩いている光景を見かける。中学、高校だけでなく、暁星は幼稚園から高校まで展開しているのだ。
暁星幼稚園へと続く靖国神社の裏通りを親に手を引かれて歩く園児の姿には「育ちのいいお坊ちゃん」という雰囲気が漂っている。

――生徒さんを見ていると、かなりきちんとしつけられていますね。というか上品な感じがします……。

暁星生はかなり厳しくしつけられていると思います。暁星では幼稚園から高校までありますが、小学校時代はコンビニに寄るなんてもってのほかです。規律という面では厳しいでしょうね。

次ページが続きます:
【3分の1が医学部に!】

3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象