省令公布後のパブリックコメントには「ネットは店頭より品ぞろえが豊富で重宝していたのに」など、主婦や高齢者から反対意見が殺到。さらに、この規制を不服として、ネット通販会社のケンコーコムとウェルネットは国を相手取り東京地方裁判所に提訴した。
10年3月に下された判決では、「店頭とネットには情報提供において優位な差がある」として原告側が敗訴。しかし今年4月、風向きが大きく変わる。東京高等裁判所で争われていた控訴審で、両社のネット通販再開を認める逆転判決が下された。医薬品販売において、ネット販売に特有の危険性が認められなかったことが決めてとなった。最高裁の判断も、ほぼ高裁判決を踏襲する形だった。
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