普通の会社員がAKB48銘柄で1億円儲けた!? この投資法は下落相場でこそ「使える」!
ポイント① 新高値で買って、さらに高値で売る
「株は美人投票」って聞いたことがありませんか? どんなに業績がすばらしい会社の株式でも、みんなが買いたい、欲しいと思わないと株価が上がりません。株式投資をAKB48選抜総選挙にたとえるなら、あなたが推しているメンバーに投票するのではなく、総選挙で1位になるのは誰だろうと考えることなんです。
では、どうすれば、みんなが買いたい銘柄がわかるでしょうか? それを知るには株価チャートを見るのが一番です。そのサインが、過去1~2年のなかでの高値を超える「新高値ブレイク」です。今まで株価が低調だったのに、突然、上昇し始めるとしたら、みんなが買っているということです。
アベノミクス相場の上昇期のように、数百という多くの銘柄が新高値をつけるときは、実際に投資する銘柄に絞り込むのが大変です。しかし、今のような厳しい相場環境で新高値を付ける銘柄は、数がとても少ないので、容易に見つけることができ、じっくり業績をチェックすることができます。それらは、市場全体の下降に逆らって急上昇する可能性を秘めています。
ただし、新高値をブレイクした株式がすべて急上昇するわけではありません。何年もこの投資術で投資している私でも、5銘柄を買って1~2銘柄勝てればいいほうです。勝率は約30%です。
1億円の利益を得たブランジスタ株のストーリー
ポイント② みんなが買いたくなるストーリーを描く
では、どうすれば勝率があがるでしょうか? ここでも「株は美人投票」です。みんなが買いたくなるストーリーを具体的に描けるかどうかがカギになります。
私が実際に投資したブランジスタ株を例に説明しましょう。日経平均が下降を続ける今年の厳しい相場での投資で、1億円の利益を確定した銘柄です。
株価チャートを見るとわかるように、今年の3月頃から急騰したこの株式は、昨年10月の安値から今年の5月には34倍になりました。100万円投資したら3400万円になるということです。300万円の投資なら1億円超です。
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