普通の会社員がAKB48銘柄で1億円儲けた!? この投資法は下落相場でこそ「使える」!

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投資資金の大きさをポジションサイズと言いますが、このマネジメントは、あなたを守る命綱です。個人投資家は、生き残ることが先です。儲けるのはその後です。英国のEU離脱のような企業業績に関係なく株価を暴落させるビッグニュースがいつ飛び込んでくるかもわからないときほど、特に重要になります。

私は、投資上限額の5分の1の金額で、最初は試し買いすることをルールにしています。たとえば、投資上限額が100万円であれば、20万円分を買います。これで様子を見ながら、株価の上昇に合わせて買い増していくのです。ブランジスタ株は、3月に入ると急上昇し始めたので、3月と4月の新高値ブレイクポイントで買い増しをしました。市場の期待が高まり、私の予想どおりに株価が上昇したからです。

ポイント④ 利益を確定させるまで油断しない

ブランジスタ株は、5月に入ると、株価が毎日のように10%超の急騰をしました。投資歴13年、アベノミクス相場で金融資産1億円を突破した私ですら、正直、金銭感覚がマヒしてきました。なにしろ、毎日毎日、たった1日で自分の年収を超える金額が増えていったのです。うれしさ半分、怖さ半分です。

株式投資は売って初めて利益が確定します。含み益をいくら抱えていたとしても、それは実のところ幻のようなもので、突如、相場全体の崩壊に巻き込まれたり、突然、会社固有の不祥事が出たりして、一瞬のうちに含み益がゼロになってしまうケースもあります。

だから、買った株式を売却し、利益を確定させるまでは、油断禁物です。「何事も起こりうる。確実なことは何もない」と肝に銘じて気を引き締めることが大事なのです。

「売る」ことの難しさ

ポイント⑤ 自分が決めたルールに従う!

連日の急上昇は異常事態です。いつ急落してもおかしくない危険な状態です。私は何度も手痛い失敗を繰り返してきたので、このことは肝に銘じています。でも、今回は、冷静さを失っていました。株価はまだ上がるという気持ちが捨てきれなかったのです。

株価が高騰してくると、いろんな投資家が参入してきます。ニュースなどで株価高騰を知って一儲けしてやろうと鼻息を荒くしている投資初心者。投資資金も経験も豊富なデイトレーダー。大きな資金を動かし、株価への影響が大きい機関投資家も参入してきます。

プロのトレーダーにかかれば、初心者はカモがネギを背負ってやってくるようなものです。特に、普通の会社員は、日中、仕事をしているので、株価の動きをウォッチできません。だから、プロのような短期トレードで勝負しても、圧倒的に損をする確率が高くなります。また、株価が急騰している高値圏で買うと、株価の激しい上下動に翻弄されて、プロの餌食になってしまう可能性が高くなります。

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