時は今?手仕舞い売りの時期に悩む 上昇相場はいったん終了か

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 13年ぶりの大納会年初来高値に驚く

【12月26日】為替相場で、1ドル85.12円、1ユーロ112.26円と円安が一段と進み、1年8カ月ぶり安値。12月配当権利落ち日、サッポロホールディングスが12月は1日も下げずに16日続伸だったが、本日277円の8円安(期末予想配当7円)。

安部晋三自民党総裁が第96代首相になり、5年3カ月ぶりの再登板となった。日経平均株価は150円高の1万0230円と3月27日の高値(1万0255円)まであと25円と迫った。

【12月27日】NYダウは24ドル安の1万3114ドルと小反落したが、2年3カ月ぶりの円安を追い風に、日経平均は92円高の1万0322円と年初来高値を更新してきた。

【12月28日】大納会。日経平均は72円高の1万0395円と4日続伸で、年初来高値更新で終了。

2012年、日経平均は23%上昇し2009年以来、3年ぶりの上昇だった。年初には経済評論家や証券会社のストラテジストなどに1年の見通しを聞くと、大概12月の年末高を予想する人が多いので、いつも気になっていたのだが、大納会の年初来高値は1999年以来13年ぶりだそうだ。

次ページ今年は期待できそう。でも降り時も難しそうだ
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