住みよさランキング最新の「富裕度1位」は? 「安心度」「利便度」など5部門別を一挙紹介

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東京都心部はやはり富裕度が高い(写真:ジャバ / PIXTA)

印西市(千葉)が5年連続で総合トップとなった「住みよさランキング2016」では、「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」「住居水準充実度」の5つの観点で指標を選び、総合順位を算出している。今回はその5部門の部門別ランキングについて、詳細をご紹介しよう。

「富裕度」のトップは首都圏の都市が独占

まず、財政力や住民の経済的豊かさを示す「富裕度」のランキングをお届けしよう。ここ数年は浦安市(千葉)と武蔵野市(東京)の2市が同率でトップの座に君臨し続けていたが、今年から東京23区をランキングの算出対象に加えたために、この2市に加え、東京23区の9区(千代田、中央、港、新宿、文京、目黒、世田谷、渋谷、杉並)を合わせた計11市区が同率でトップに並んだ。

浦安市は東京ディズニーリゾートを、武蔵野市は吉祥寺という全国トップクラスの商業集積を擁しているうえ、どちらも市内には高所得層が居住する住宅街があり、「財政力指数」、「地方税収額(人口当たり)」、「課税対象所得(納税義務者1人当たり)」の3指標すべてが1位だ。

東京23区の9区は、「課税対象所得(納税義務者1人当たり)」が1位である。(東京23区は、「財政力指数」、「地方税収額(人口当たり)」の2指標については他市と比較可能な数値がないため、除外してランキングを算出している。)

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