米医師会が勧告「中高の始業を8時半以降に」

青少年期における睡眠はきわめて重要

6月14日、米国医師会は、青少年が十分な睡眠時間を取れるよう、中学と高校の始業時間を午前8時半以降に遅らせるよう勧告する方針を決定した。写真はスタジアムで寝る少女。ニューヨークで2012年8月撮影(2016年 ロイター/Jessica Rinaldi)

[シカゴ 14日 ロイター] - 米国医師会(AMA)は14日の年次総会で、青少年が十分な睡眠時間を取れるよう、中学と高校の始業時間を午前8時半以降に遅らせるよう勧告する方針を決定した。青年期には就寝や起床時間が遅くなる体内リズムが働くとの研究結果に基づくという。

AMAによると、米国の学校の1割近くで、追加授業や運動、課外授業の時間を捻出するため始業が午前7時半前後に設定されている。

米小児科学会(AAP)は、14─17歳の青少年は毎晩8.5─9.5時間の睡眠を取るよう推奨しているが、最近の研究では平日の夜に8時間以上の睡眠時間を取る10代の米国人は全体の32%にとどまっていることが分かった。

睡眠不足は、記憶力の低下や気分障害、免疫機能の低下、不健康な体格指数(BMI)など心身の問題と関連があるとされる。

AMAの新たな方針では、青少年期における睡眠の心身の健全に対する重要性を、内科医が保護者や学校管理者、教員らに教育していくことも勧告している。

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