「不倶戴天」の敵?韓国家電との戦い

アラブで韓国製が売れるワケ

グローバル志向の韓国、国内で過当競争続ける日本

これらとは別に、最近の現象における日本と韓国の違いを羅列すると以下のような違いが見られる。
 1)日本経済ではなかなかグローバル化が進まないのに韓国の経済界は国内市場が小さいので海外市場に特化する。否が応でもグローバル化をしないと生きて行けない。

官民一体でFTAを推進したことからも判りやすい。危機感も違えばハングリー精神も違うから、韓国の一流企業でも、営業マンは世界中の市場にたった一人で長期間の駐在が当たり前である。製品が売れるまで帰ってくるなと云われているらしい。

2) 韓国企業では語学を習得するために教育も生活も現地の中に溶け込んでいるから、長期間の駐在を独りでこなすことは当たり前だ。一方、日本の場合は複数の駐在員が居るのに販売促進は商社頼みで、現場に行かず1年から2年で帰国するのが通常である。

3) 日本の国内市場の過当競争がいつまでたっても改善されないのに比べて韓国市場は国内の競争を回避して海外での競争に特化している。つまり、日本で売るために差別化の為に不必要な機能を付けたり、シェア争いで生き残る為に精力を使い果たすが、韓国メーカーは国内競争は捨てて海外市場で売れやすくするための研究を何時もしている。

4) 芸能界でいえばAKB48は日本市場をメインとする。だが、韓国のKARAや少女時代たちは海外市場を戦場としている。この違いなのだろう。AKB48は誰も外国語が話せないがKARAや少女時代は日本語でも英語でも中国語でも話せて当たり前の教育を受けてきている。余計な話だが、スカウトはスタイル重視で若い子を育てて、最初の顔は気にしないらしい。顔は整形すれば何とでもなるが足を長くすることはできないからだ。

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10年前に統合構想が破談になった三菱重工業と日立製作所。その後両社は対照的な道を歩み、2009年に伯仲していた時価総額は今や日立が大きく上回っています。本特集では明暗が分かれた三菱重工と日立を主軸に、製造立国・日本の生きる道を探りました。

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