平和はPGMのアコーディア買収を支援

純有利子負債が2.8倍に

PGMの会見資料によると、平和の連結ベースでの純有利子負債は、アコーディアに対するTOB実施前の815億円に対し、20.00%買い付け時で986億円(TOBのための資金約170億円のみ上乗せ)、50.10%買い付け時で2257億円(TOB資金425億円に加え、アコーディアの純有利子負債1016億円を連結化)を想定。

アコーディアを連結化(50%超買い付け)した場合で純有利子負債は2.8倍に膨らむものの、連結化によりアコーディアのEBITDA(利払い前・償却前の税引き前利益)を取り込むことが可能となるため、財務の健全性は確保できるとしている。

ただ、TOB発表翌日の16日の株式市場では、アコーディアとPGMの株がストップ高となる反面、平和は前引け段階では前日終値比で下落。平和グループ全体に対するマーケットの反応は、まだ鈍い。

今期はPGM連結寄与で増益計画を据え置き

平和の足元の業績は順調だ。今2013年3月期は、中間期(12年4~9月期)決算が上振れ着地。下期業績は反落が見込まれるものの、通期ではほぼ期初計画線で落ち着きそうだ。

その主因が、前12年3月期の第4四半期(12年1~3月期)にPGMを連結化し、今期はその分がフルに寄与(9カ月分上乗せ)すること。通期営業利益は前期比63%増の大幅増益が見込まれる。

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