さて、話を整理します。このように仕事コミュニケーションの「質が高い」とは、
①状況を的確に伝える
②周囲からサポートをもらう
③仕事の成果を高める
このサイクルを意識して対話することです。あなたは上司や同僚と質の高い仕事コミュニケーションができていますか? これから確認をしていきましょう。
では、ここで仕事コミュニケーションの質の違いについて理解いただくために、いくつかのケースを紹介しましょう。
ケース)
職場の机でメールチェックをしていたら、上司から呼ばれて、
「昨日の営業会議の議事録を明日までにまとめておいてくれないか?」
と指示を受けました。多忙で業務量がパンパンなので新たな仕事をこなせるか、少々不安を感じています。そんな状態でどのような対処をしますか?
①「はい、わかりました」と、質問しないで渋々作業に入る
②「何枚くらいにまとめたらいいですか?」と、わからない点を訊ねる
③「業務が立て込んでいるので明後日まででもいいですか?」と交渉する
ここで普段のあなたの対処、考えた結果として気づいた対処法を書いてみましょう。
「忙しいから③がいいかも」
いろいろ意見が分かれるところかもしれません。
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