第一屋製パンは、復配に時間がかかりそうだ

カリスマ経営者が抜けた会社は注意が必要

トヨタ生産方式を導入してカイゼンが進んでいる第一屋製パン。株主総会は本社で行われた(筆者撮影)

【3月28日(月)】3月権利付最終売買日だけど、特に売買はなし。日経平均は131円高の1万7134円と続伸。1ドル113円60銭台で5日続落。

【3月29日(火)】日経平均は30円安の1万7103円と小反落したが、配当落ち分が127円あるので実質103円高。私の保有銘柄で本日権利落ち銘柄数は、18銘柄と3年ほど前と比べて半減している。理由は、このアベノミクス相場での上昇に伴って売って来たから。

本社で開催された株主総会

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【3月30日(水)】米利上げの確率低下でNYダウは97ドル高の1万7633ドルと3カ月ぶり高値となり、NYダウとS&P500が年初来高値で終了。しかし、日経平均は224円安の1万6878円と大幅安。

第一屋製パン(2215)の株主総会へ行く。12月本決算企業で、優待目的で2015年8月24日に115円で5000株買っている。私は可能なかぎり株主総会に出席するのだが、その会場はほとんどが、本社近くのホテルか公会堂などだ。第一屋製パンは東京都小平市の本社で行われ、今となっては珍しい存在。出席者およそ180名で10時41分に終わり、そのまま懇親会に入り、11時10分終了。

株主総会のおみやげの商品

おみやげは紙袋いっぱいのパン。前期の売り上げは約0.5%伸びたものの当期純利益が1億5000万円と半減したのは、利益率の高い和洋菓子が苦戦したため。第一屋製パンは、2009年12月に豊田通商(8015)と資本業務提携をして直近3期については黒字化してきた。有利子負債も減り財務内容も改善してきてはいるが、まだ低水準。トヨタ生産方式になってからは、クレームが減ったそうだ。配当については、1996(平成8)年12月期を最後に19期連続無配。復配も期待しているが、長期業績低迷で設備投資を絞ってきたため、復配より設備投資をしたいとの意向。復配にはまだ時間がかかりそうだ。本日の終値は1円安の107円。

イエレン議長の「追加利上げは慎重に進めるのが適切だ」との発言で、円高進み、1ドル112.65円と1.05円の円高。

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