自転車保険で「セブン」が最も評価された理由

進む「加入義務化」、選ばれる保険の共通点は

加入率はまだ低い(写真:hashisatochan / PIXTA)

加入義務化により注目が集まる自転車保険だが、昨年8月末時点での「自転車保険の認知度」は、50%足らず(共同通信社の調査より)。調査時点から半年以上経過し、義務化の動きが広まったことから、いま現在の認知度はだいぶ向上したと見込まれる。

だが、それでもまだ課題は残る。自転車利用者の人口は7000万人台に達しているが、保険の加入率は20%程度にとどまる。

日常生活の事故を総合的にカバーするものも

認知度、加入率ともまだまだ低水準ではあるが、裏を返せば、自転車保険市場にそれだけの伸びしろがあるということだ。掛け金自体もおおむね月額で数百円、年間では数千円と低額であるため、今後加入者が増えていくのは間違いないはずだ。

また、補償内容にも工夫や独自性をこらしたものが増えている。乗車中の事故だけでなく「買い物中に展示物を誤って落とした」「階下の家に水漏れを起こし家財に損害を与えた」といった、日常生活の事故を総合的にカバーする種別も少なくない。

保険各社はこうした有用性もアピールして、新規加入者の獲得に力を入れている。人口減や若者の車離れから、主力の自動車保険が頭打ちの損保業界にとって、自転車保険とその発展形への取り組みは急務だろう。

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