1月失業率3.2%に低下、有効求人倍率も上昇

雇用情勢の小幅改善続く

3月1日、1月の完全失業率は3.2%で昨年12月(3.3%)から改善した。都内で2月撮影(2016年 ロイター/YUYA SHINO)

[東京 1日 ロイター] - 総務省が1日発表した1月の完全失業率(季節調整値)は3.2%となり、前月の3.3%から小幅改善した。一方、厚生労働省が発表した同月の有効求人倍率(季節調整値)も1.28倍と前月の1.27倍から小幅上昇。雇用情勢は改善が続いている。

完全失業率は、ロイターの事前予測調査で3.3%が予想されていた。

季節調整値で見た1月の就業者は前月比61万人増の6458万人となり、2カ月連続で増加した。一方、完全失業者は9万人減の212万人で、3カ月ぶりに減少。非労働力人口は同43万人減の4408万人となり、2カ月連続で減少した。

この結果、完全失業率は前月から0.1%ポイント低下の3.2%となった。総務省では、人手不足感の高まりを背景に求職が就業に結びついており、「雇用情勢は引き続き改善傾向で推移している」とみている。

有効求人倍率は、ロイターの事前予測調査で1.27倍が見込まれていたが、結果はこれを上回った。1.28倍は1991年12月以来、24年1カ月ぶりの高水準となる。

新規求人倍率は2.07倍と前月から上昇。有効求人数は前月比1.6%減、有効求職者数は同2.1%減だった。

*内容を追加します。

 

(伊藤純夫)

政治・経済の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 最新の週刊東洋経済
  • 晩婚さんいらっしゃい!
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • 自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング
トレンドライブラリーAD
人気の動画
地方スーパーが撃沈「コスモス薬品」の破壊力
地方スーパーが撃沈「コスモス薬品」の破壊力
パチンコホール「ガイア」店舗撤退で大激変する勢力図
パチンコホール「ガイア」店舗撤退で大激変する勢力図
ネットで生卵がメチャメチャ売れる驚きの理由
ネットで生卵がメチャメチャ売れる驚きの理由
やる気を削がれる人と奮起する人の決定的な差
やる気を削がれる人と奮起する人の決定的な差
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
SDGsが迫る企業変革<br>ビジネスと人権

サプライチェーンの中で起きる人権侵害への意識が高まっています。欧米では法制化が着実に進展し、企業に対し人権リスクの把握と対策を求める動きが顕著に。欧米に比べて出遅れている日本企業の現状を多角的に検証します。

東洋経済education×ICT