イギリス首相、「EU残留が最善の選択」と主張

離脱派を牽制

 2月22日、キャメロン英首相(写真)は、欧州連合(EU)にとどまることが英国にとって最善の選択であると主張し、離脱派をけん制した。ロンドンで撮影(2016年 ロイター/Stefan Wermuth)

[ブリュッセル 22日 ロイター] - キャメロン英首相は22日、欧州連合(EU)にとどまることが英国にとって最善の選択であると主張し、離脱派をけん制した。

首相は議会で「再選を目指すつもりはない。私のアジェンダ(政策課題)はわが国にとって最善のことのみだ」としたうえで、「首相として、わが国にとって正しいと信じることを率直に語ることこそが私の責務だ」と述べた。

さらに「わが国は偉大な国であり、どのような選択をしようと偉大であることに変わりはない。ただ、今ある選択肢は、改革を遂げたEUの中でさらに偉大な英国となるのか、あるいは未知の世界に飛び込むかだ」と語った。

6月23日に予定しているEU離脱の是非を決める国民投票について、再実施はないと表明した。

これに先立ち、離脱を支持する考えを明らかにしたロンドンのボリス・ジョンソン市長は、離脱を支持しない限り、EUは英国の要望に真剣に耳を傾けないと述べ、離脱を決めれば一段と優位な条件をEUから引き出せるとの考えを示唆していた。

キャメロン首相は「離婚手続きに着手した夫婦を何人も知っているが、結婚の誓いを新たにするために離婚手続きを始める人はいない」とし、英国民が交渉の材料として6月の投票で離脱を支持することはできないとの考えを示した。

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