"天職難民"になる人には7つの特徴があった あなたも当てはまっていませんか?
6.常識にとらわれすぎる
「世間の常識」だと思っていることも、実は、人によって大きな違いがあるのだそうです。
「天職難民は、人よりも『常識』の縛りがきついため、身動きが取れず、可能性を限りなく小さくしてしまっています。 多くの方とお会いしていると、『常識はずれだから』と自分を律していることが、他人にとっては常識の範囲内だったというケースにしょっちゅう出会います。このように『常識』とは、あるようでない、あやふやなものなのです」
アインシュタインは、「常識とは18歳までに身に付けた偏見のコレクションのことを言う」という言葉を残しているのだとか。天職を見つけるには、自分が「常識」だと思っていることを疑ってみる必要がありそうです。
7.「これは、天職ではない」というサインに気づかない
天職に気づくきっかけ、天職に近づいていくヒントは、さまざまな形で現れます。それは、「苦しみ」という形でやってくることもあるそうです。
「ひとつ課題をクリアしたら、通常は、次の課題がきます。しかし、中には、何度乗り越えても同じような課題に直面することがあります。そんなときは、要注意。それは、『ここは、あなたがいる場所ではありませんよ』というサインかもしれません。天職難民は、このサインに気づかず、ずっとその場にとどまっています。
もちろん、目の前に立ちはだかる壁を乗り越えるチャレンジもすばらしいです。しかし、その壁に背を向けて後ろを向いたら、そこに求めていた景色が広がっていることもあるということも、知っておいてください」
天職は「心が喜ぶ」かつ「得意」なことのなかにある
「天職とは、得意な“やり方”でできて、かつ、心が喜ぶ仕事のこと」と梅田さんは言います。
右のマトリクスでは、右上の「心が喜ぶ」×「得意」ゾーンの仕事です。
「右上の『心が喜ぶ』×『得意』のゾーンは、自分らしく得意な“やり方”なので無理がなく、結果が出やすいです。大きな喜びが得られるので、多少大変なことがあっても、がんばることができます。また、得意な上に楽しいので、成長も早く、まわりの人から感謝されることが増え、ますます仕事がおもしろくなります。