カープ女子聖地は「ドケチ経営」でできている 12球団のホームグラウンドへ行ってみた<1>

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広島カープの公式戦主催試合の観客動員数推移(上記グラフの単位は百人)。昨年は156万5000人で12球団中7位だった

野球は、今でも日本人の国民的スポーツ。ジャイアンツ戦の視聴率が低落するなど、一時期はプロ野球離れも進んだようにみえたが、各球団の努力もあり、スタジアムを訪れる観客数は回復基調にある。いったい、どのような工夫をしたのだろうか。

秘密は現場に隠れているに違いない。そこで、進化のポイントを探るべく、12球団すべてのホームグラウンドを訪問し、その魅力と課題をリポートとしていく(連載の趣旨については「第0回」で記しているので、そちらを参考にしていただきたい)。

第1回は、「カープ女子」で話題の広島東洋カープのホームグラウンド「MAZDA zoom-zoomスタジアム広島」を取り上げる。

チケットの買いやすさは?

2009年にオープンしたこの新球場は、ホーム試合での観客動員数急増をもたらした。結論を言うと、今回、訪問した12球団のホームグラウンドの中 で、もっとも楽しかった。ヤクルトファンではあるものの、「何度でも行きたい」と素直に思った球場である。そのため、しょっぱなの第1回に取り上げた。

観戦日は8月27日(水)で対戦相手はヤクルトスワローズ。座席は3塁側内野A指定(北13通路5列L195番)で座席料金は3600円だった。筆者の過去の観戦経験は2013年7月であり、今回1年ぶり、2度目の観戦ということになる。

まずはチケットの買いやすさからチェックしていこう。ネット、電話、FAX,球場窓口で買う方法があるが、ここではネットで買う方法に絞って比較してみたい。

ネットで買う方法は大きく分けて二通り。球団のサイトから直接買う方法と、セブンチケット、ローチケ、ぴあ、イープラスといった4つのネットチケットショップから買う方法がある。

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