カープ女子聖地は「ドケチ経営」でできている 12球団のホームグラウンドへ行ってみた<1>
球場はJR広島駅の在来線出口を出て左方向に歩いて約10分のところにある。改札を出て球場へ向かうとすぐ、交番の手前に大規模なコインロッカーがある。一番小さい300円タイプだけで425個もあり、大きな荷物がある人は必ずここに預けてしまうといい。ちなみに球場にコインロッカーはなく、球場へ向かう途中の非常にわかりにくいところにもう1箇所あるが、駅構内にこれだけの規模のものがあるのだから、駅構内で預けてしまったほうがいい。
球団サイトのアクセスマップでは、線路沿いに歩いてスロープを上がり、3階コンコース直結の「メインゲート」に至るコースと、主要幹線道路の大洲通りから1階の「正面ゲート」に至るコースの2通りが掲載されている。
だが、大洲通りルートは明らかに遠回りなので基本は線路沿いルート。ただ、筆者は昨年夏にここへ来た際、線路沿いルートしか歩いていないので、今回は大洲通りを歩いてみたところ、カープ坊やのマンホールがあった。
なんと「ただ見」もできてしまう
球場到着時点では開場前だったので、正面ゲートから3塁側外野に向かって外周を歩いてみる。ふと見上げると、有名な「ただ見エリアはこちら」の看板。この球場はユニークな座席が目白押しだが、ここからなら立ち見どころか本当にタダで見られる。
線路沿いの道に入り、駅へ向かうと左手(駅から球場へ向かうときは右手)にローソン。ここでは青いはずのローソンの看板が赤い。従業員も青い縦縞制服ではなくカープのユニホームを着ている。
右手(駅から来ると左手)にはJRの線路群。金網にはずらりと主要26選手のプロフィールが並ぶ。駅に一番近いところは往年の名選手、山本浩二、衣笠祥雄、外木葉義郎、北別府学、前田智徳の5人のプロフィールが掲げられている。
球場への道を戻り、スロープを上がってメインゲートへ。開場はゲーム開始2時間前という球場が多い中、ここでは3時間前の15時に開けていた。だが、中へ入ってみると飲食店はほとんど営業を始めていない(結局営業が始まるのは16時40分くらい)。
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