カープ女子聖地は「ドケチ経営」でできている

12球団のホームグラウンドへ行ってみた<1>

球場から直接買うと座席指定ができないが、ローチケ以外のネットショップから買えば座席指定ができる。ただし、あくまで各ショップが仕入れた席の範囲内で指定が出来るというだけだから、何番通路の何列何番が欲しい、と思っても、そのショップが仕入れている席でないなら、たとえ空いていても買うことはできない。

次に手数料だが、セブンチケットは決済も引き取りもセブンイレブン店頭限定だが、座席指定OK。手数料も一切かからない。決済はカードでも現金でもOKだ。

ぴあも座席指定OKだが、カード決済かつ店頭受け取りが一番手数料が安くて324円(システム使用料216円+発券手数料108円)。受け取れる場所は、ぴあ店舗以外だとセブンイレブンかサークルKサンクス店舗。決済をカードではなく店頭での現金にしたら、決済手数料218円がさらに上乗せされて540円になってしまう。

イープラスも座席指定可だが、ぴあ同様、カード決済かつ店頭(セブンイレブンかファミリーマート)受け取りなら324円で、店頭現金決済なら540円もかかる。

チケット販売スタイルは超アナログ

座席指定ができないローチケは、カード決済、ローソン店頭受け取りのみ。現金決済を受け付けないので手数料は324円だ。

球場での居住性を確保するうえで、座席を指定して買うというのはかなり重要だ。球場の座席は大体10個から13個くらいがひとかたまり。通路から遠い席になればなるほど居住性は落ちる。トイレや買い物に立つ際のストレスがかかるからだ。

通路に出るまでに座っている人が皆、荷物が少ない人ばかり、もしくは荷物を座席の下に入れている人ばかりなら良いが、大きなキャリーバックを持ち込み、ロッカーにも入れずに足下に置いている人が間に座っていると、つらい思いをすることになる。本人に通せんぼする気がなくても、通れるように道を確保することが難しいから、結果的に奥の席の人が無理矢理通ることになり、お互いなんともきまずい思いをする。

今回筆者が座席指定ができないにもかかわらず球団から直接買うことにしたのは、チケットショップに売り渡す席は、球団が直売りする席に比べ、一般にはあまり条件がよくないからだ。

実は広島のチケット販売システムはかなりアナログだ。一応ネットで申し込みをするのだが、座席がとれたかどうかはその場ではわからず、ほぼ1日経って球団から返信メールが来てはじめて確認できる。

要するに、球団が1日に来た申し込みメールを翌日に手作業で処理するのである。チケットはゲーム当日に球場の受け取り窓口で受け取る。その時まで座席の位置もわからない。 このため、ヤクルト戦という不人気カードとはいえ、どうせ通路から一番遠い、真ん真ん中に押し込められるものと覚悟をしていた。だが、実際には通路沿いの抜群の席を用意してくれていた。この話、詳しくは後述する。

次ページここではローソンもティッシュも赤い
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