「太らない」ために覚えておきたい食事の常識 カップの焼きそばとラーメン、太るのは?

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最後に、このシーズン、ご家庭で鍋料理を食べるときは絶対に入れたい「おすすめの具材ベスト5」をご紹介しておきましょう。

鍋料理に絶対入れたい!おすすめ具材ベスト5

1位 きのこ類

低カロリーなうえに、食物繊維・ビタミンB群・ビタミンD・ミネラルなどがたくさん含まれています。しめじ・えのき・しいたけ・まいたけなど種類も豊富です。

2位 豆腐・鶏肉

たんぱく源の中でのナンバー1は、豆腐と鶏肉。脂質が少なく、良質なたんぱく質がとれます。ダイエット中などの場合に、カロリーを抑えたいからと、肉や魚をとらないのは逆効果。筋肉の材料となるたんぱく源もきちんととりましょう。鶏肉は皮をとるだけで脂質を約70%カットできるので、ダイエット中なら皮をとるといいでしょう。

3位 長ねぎ

緑の部分にはビタミンA(βカロテン)、白い部分にはビタミンCが豊富。また、香り成分の硫化アリルには、糖質の代謝に必要なビタミンB1の吸収や働きを高める働きのほか、疲労回復効果や、血液をサラサラにする効果があります。

4位 しらたき

しらたきは、水溶性食物繊維が豊富です。水溶性食物繊維は余分な脂肪を吸着して体外に排出してくれます。しらたきは100グラムあたり6kcalと、カロリーはほとんどないので、たくさん食べても大丈夫なところがありがたい食材。食物繊維やカルシウムも豊富なのもうれしいところ。

5位 白菜

鍋料理の定番野菜の白菜。白菜の約95%は水分なので、100グラムあたり14kcalと低カロリーです。ビタミンC・カルシウム・鉄・カロテンなど、芯の部分に特に栄養が豊富に含まれています。キャベツに比べて糖質が少ないのも特徴。そのほかにも、風邪の予防、肌の健康を保つ効果、便秘の改善なども期待できます。

太る食事・太らない食事は、見かけやイメージと違う場合も多いもの。ちょっとした知識が、あなたの頭と体にキレを取り戻し、仕事のパフォーマンスを上げることにつながります。まずは正しい知識をもとに、「よい食べ方」を実践することから始めてみてはいかがでしょうか。

道江 美貴子 食事管理サービス「あすけん」 管理栄養士

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みちえ みきこ / Mikiko Michie

女子栄養大学栄養学部卒業後、大手フードサービス企業に入社。100社以上の企業で健康アドバイザーを務めた後、2007年、新規事業の立ち上げメンバーとして株式会社askenに参画し、以後『あすけん』の企画・コンテンツ制作・開発管理などに携わる。著書『結局、これを食べるが勝ち - 国内最大級の食事管理アプリ「あすけん」公式 -』(ワニブックス刊)、『あすけん公式 50代からの食べやせ術』(扶桑社)、『なぜあの人は、夜中にラーメン食べても太らないのか?』(クロスメディア・パブリッシング)、『あすけん公式 結局、これしか作らない! 短いレシピ - 国内最大級の食事管理アプリ -』(ワニブックス刊)。

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