一方、20代の男女から支持を得ているのは、Tinder(ティンダー)というカジュアルな出会い系アプリ。グラインダーのような直接的な目的ではなく、友達感覚で自分の好みの人を探せます。こちらも、GPSを利用したサービスで、一定の距離内にいる利用者の写真をスクロールし、好みの相手がいたら「いいね!」することが可能(スマホで右にスワイプします)。相手も「いいね!」をしてくれれば、はれてやり取りができるという仕組みです。
また、ニューヨークという多国籍・他人種な土地柄、特定の国籍や人種に特化した出会い系アプリやサービスもあります。たとえば、アジア人女性限定とアメリカ人男性など、かなり「絞った」お相手探しができるわけです。
アメリカ人男性が日本人女性を選んだワケ
私の友人のユミコ(仮名)は、日本人女性とアメリカ人男性限定の婚活イベントに参加しました。彼女が参加したときは、白人、黒人、アジア人男性と人種もさまざまで、年齢も下は35歳から上は60歳までそろっていたそう。
参加者総勢20名。レストランで行われた小さな会で、彼女は白人男性と出会い、その後めでたく交際開始。しばらく経って、イケメンの彼がなぜ、わざわざイベントに出たのか尋ねると、「これまで付き合ってきたのは中身のない女性ばかり。家庭を築くには見た目ではなく、アジア人のように働き者で頭のよい女性が自分似合っていると気がついた」との答え。「じゃぁ、私の見た目は関係ないのか!?」とも思ったそうですが、その後結婚し、今ではかわいい子供にも恵まれており、これも笑い話となっています。
日本でも都会に住んでいれば、ニューヨークと大きく状況は変わらないでしょう。「忙しくて出会いがない!」という悩みは万国共通だと思います。ただ、待っていても恋愛は向こうからやってきません。そうであれば、ニューヨークの男女のように、アプリや婚活イベントを利用して、積極的に「求める」のもありかもしれません。出会ってダメならくよくよせず次に進む。恋愛でもビジネスでも、行動的にそして前向きにいきましょう!
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