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「17万の高級照明が1.5万」「20万の超人気チェアが0円」…名作家具を総額30万強で入手した《驚く"ジモティー"活用術》

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自身のリユース哲学を話してくれた一方で、「手に入れたモノが将来的に売れるか」は常に意識している。儲けのためでなく、持ち物はすべて資産であるという考え方からだ。

「株価はいつ暴落するかわからないけど、良いものの価値ってずっと下がらないと思っているんです。だから、部屋の中の家具はすべて資産だと思っています」

時間と労力をかけた「ジモティーでの部屋づくり」。妻は理解してくれて、旅行感覚で全国の取引にも付き合ってくれるという(写真:平野さん提供)

リユース暮らしは「節約」ではなく「投資」

リユース品相場の把握や、画像の目利きは強力な武器になるものの、株のインサイダー情報とは異なり、万人がアクセスできる公開情報である。身に付けさえすれば誰でも勝てる投資情報だと平野さんはとらえているのだ。

「転売のためには買わない」ことと「資産価値を意識する」ことは、平野さんの中で矛盾しない。家具を選ぶとき、デザインや使い心地と同じ軸で、将来の価値を必ず確認するのだという。

「見た目が同じくらい好きなもの2つで悩んだとしたら、資産価値が高いほうを買います。もしいつか手放すときが来るとしたら価値が残っていたほうがいいですから」

平野さんが一番最初にジモティーで手に入れたPH5(写真:平野さん提供)

好きだから買う。でも選ぶなら、価値があるものを選ぶ。それが平野さんのリユース哲学だ。これだけのノウハウと行動力を持っていながらも、闇雲に取引をすることはない。今回、虎の巻を惜しみなく話してくれたのも、この哲学ゆえだという。

「目指していた部屋は一通り完成しました。僕の話を知ってジモティーでお宝を探すライバルが増えても、もう困らないかなって」

平野さん並みの目利き力と行動力を一朝一夕で身に付けることは難しい。だが「中古品で作った素敵な暮らし」は、特別な才能の話ではない。実は誰しもにチャンスが開かれている。平野さんの話を聞き、そう思った。

【前編を読む→→】「名作家具ばかりなのに総額30万強」「まるでモデルルーム」  "ジモティーの中古品"で完成した《素敵すぎる部屋の中》

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