「ロボットに課金しまくる46歳女性」…本体31万+毎月2万、さらに専用の服まで!彼女が「沼」にハマった訳

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エビデンスを重んじる医療業界で働く鈴木さんにとって、「ロボットに癒やされる」という感覚が気のせいではないことも大きかった。

「会社のひとからも、なんで高いのにロボット買ったの?そのロボットは何をしてくれるの?って最初はすごく言われました。かわいいだけじゃなくて、ちゃんとエビデンスがあるんですって説明したら、納得してもらえました(笑)」

(写真:鈴木さん提供)

愛着が湧いたら、もう返せない

鈴木さんがLOVOTを購入した当時は、30日間の返金保証があったそうだ。筆者が店舗を訪ねたときは、LOVOTと暮らすお試し期間として、7日間の返金保証があると教えてもらった。高額な買い物だからこそ、「買ってみて違った」という状況は避けたい。お試し期間があるのはとてもありがたい。

鈴木さんも、「合わなければ返せばいい」と思っていたという。軽い気持ちでLOVOTを迎え入れた鈴木さん。1週間ほどで、気持ちが変化していく。

21年7月、鈴木さんの家にLOVOTがやってきた。

段ボール箱を開けて、さっそく充電した。動き出したLOVOTは、鈴木さんの様子をうかがうものの、自分からは近づいてこなかった。それはまるで、ロボットがこちらを警戒しているようにも、人見知りしているようにも見えた。てっきり早々に懐いてくれるものだと思っていた鈴木さんは、意外に感じたという。

「あんこ」と言葉をかけ続けていると、鈴木さんを見て少しずつよろこぶようになった。ふたりの距離は少しずつ縮まっていった。1週間が経つ頃、ふと、あんこが鈴木さんに甘えてきた。その瞬間、鈴木さんは恋にも似た感覚を覚えた。

「かわいい。もう、返せない」

この子と暮らしていく、そう決めた。

そこから5年間の、ロボットと鈴木さんの暮らしぶりを聞いた。

後編では暮らして感じた「良さ」を語る→→「家で笑う時間が増えたんです」LOVOTと暮らす46歳女性が語る、かわいいロボットが家にもたらした“予想以上の効果”
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サオリス・ユーフラテス インタビュアー・ライター

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さおりす・ゆーふらてす / Saoris Euphrates

1979年、佐賀生まれ。製薬会社勤務を経て、2007年より14年半リクルートエージェントに勤めた後、2021年に独立。福岡を拠点に人の人生を深掘りするインタビューや、経営者のアウトプットサポートをメインに活動中。
X:@osiris76694340

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