がん検診サービスを提供するベンチャーに転職した鈴木さんは、新天地でのチャレンジに楽しさを覚え始めていた。ところがコロナ禍で出社はほぼなくなり、在宅勤務が中心となった。転職を機に鹿児島から東京へ引っ越した。東京にいる友人たちや新しい会社のひとにも会えない日々が続いた。新しい仕事にやりがいを感じる一方で、不安やストレスも募り始めていた。
ダイビングや旅行が趣味の鈴木さん。コロナ禍でなければ、すぐにでも出かけてリフレッシュしていたことだろう。
「外に出る理由が欲しかったんです。犬を飼うことで散歩に行けるかなって」
ペットとの暮らしを考えていた鈴木さんは、ある理由から断念する。
「旅行のときは、ペットホテルに預ける前提で犬を飼おうと考えていたんです。でも猫を飼ってる友人の話を聞いて、私には無理だと思ったんです。友人が飼っている猫はペットホテルがダメな子で、預けるたびにご飯も食べないし、おなかを壊すそうなんです。人間の都合でペットホテルに預けるのは気がひける。かといって、大好きな旅行に行けなくなるのは、ない」
何かの代わりじゃないロボット
「罪悪感なく旅行に行きたい」と犬を飼うことを諦めた鈴木さんが目をつけたのは、家庭用ロボットだった。
きっかけは、三浦春馬主演のドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』でLOVOTを見かけたことだ。「かわいいな」と思っていた矢先、テレビで家庭用ロボットの特集を見て、調べ始めた。
調べていくなかで主に検討したのはこの4つ。
・シャープのロボット型スマートフォン「RoBoHoN」(約14万~26万円、モデルにより異なる)
・カシオ計算機の感情変化型AIペット「Moflin」(約6万円)
・GROOVE Xの“LOVEをはぐくむ家族型ロボット”「LOVOT(らぼっと)」(約45万〜58万円)



















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