誰も知らない、盛り上がらない大会になる可能性も…?ミス青山「ミス・ミスターの称号やめます」変化が示すミスコンの変容
その最たる例が、アナウンサーだ。件の青山ミスコンをはじめ、ミス慶應やミス中央、ミス東大といったミスコンからは、これまで数多くのアナウンサーを輩出しており、大学ミスコンは「アナウンサーの登竜門」とまで言われている。他にも、ミスコンで知名度を付けて、モデルやタレント、俳優として芸能界で活躍している人も存在する。
以下は、大学ミスコン出身の著名なアナウンサーや芸能人の一例である。
このようにかつての大学ミスコンには、「一般人が名を上げるイベント」として、ある種の社会的役割が存在していた。
しかしSNSやネットが発達し、一般人が一夜にして有名人になることも可能になった現代では、その役割もなくなりつつある。
もちろん、ことアナウンサーにおいては、今でも大学ミスコンが登竜門的な役割を果たしている。しかし「有名になる」だけであれば、もはやミスコンに出る意味はなくなってしまっているのだ。
ルッキズム批判で変更→盛り上がらない大会に
こうした「社会的役割の変化」と、冒頭で述べた「多様性・ルッキズム視点からの社会批判」によって、昨今の大学ミスコンは苦境に立たされている。
今回の青山ミスコンは「ミス・ミスターの名称除外」にとどまったが、実はその一歩先の未来も存在する。それが、「性別の垣根を設けないコンテストへの移行」だ。これも「ミス・ミスターの名称除外」と並んで、昨今の大学ミスコントレンドの一つになっているのだが、決して小さくない変化と言える。
なぜなら「性別の垣根を設けないコンテストへの移行」は、各大学が数十年かけて築き上げてきた「ミス〇〇」というブランドを捨てることと同義だからだ。


















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