人事から"突然の呼び出し"で上司呆然…管理職が戦々恐々、若手社員の《逆ハラスメント》→引き起こす「3つの背景」とは

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3.被害者ポジションを利用する人が出てくる

本来のハラスメント対策が形骸化し、逆に職場が不健全になります。

4.組織の信頼関係が崩れる

「何を言われるかわからない」「何を言われたと訴えられるかわからない」という不安が、職場の空気を重くします。

「9時10分前」集合の認識の差

では、組織はどう向き合うべきなのでしょうか。

最近こんな話題も注目されました。集合時間を「9時10分前」としたところ、その時刻を、8:50と認識したベテラン層と、9:07~08頃と認識した若手で大きな認識の差があったという例です。

9時10分前と言ったら当然8:50だと思う人がいる一方で、9時10分の前ととらえる若手も多いのです。若手の言い分はこうです。だったら最初から「8:50集合と言ってくれ」と。

このようなケースを「常識だ」で済ませてはならず、認識の差をすり合わせていくための機会ととらえてコミュニケーションをとることが必要なのです。

逆ハラスメントが広がる今こそ、「伝える側」と「受け取る側」の双方が積極的に会話を交わし、どう認識しているかをお互いに知る必要があります。

“世代間ギャップ”はどうしても存在してしまうからこそ、研修などを通じて行き違いのない共通認識のポイントを探り、アップデートしていかなければならないのです。

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大野 萌子 日本メンタルアップ支援機構 代表理事

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おおの もえこ / Moeko Ohno

公認心理師、産業カウンセラー、2級キャリアコンサルティング技能士。企業内カウンセラーとしての長年の現場経験を生かした、人間関係改善に必須のコミュニケーション、ストレスマネジメントなどの分野を得意とする。内閣府などの官公庁をはじめ、大手企業等で6万人以上に講演・研修を行い、机上の空論ではない「生きたメンタルヘルス・ハラスメント対策」を提供している。一般向けにメンタルアップマネージャ®資格講座を実施。著書に51万部を突破した『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』(サンマーク出版)がある。

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