「京浜東北線ってどこなん?」→「もう離れたくない」…京浜東北線に住んで15年、今では「さいたま市を心からオススメ」する46歳男が語る沿線の魅力

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高層マンションも増えた。新しいファミリーが次々と流入し、街が若返り続けている。子育てしやすい環境が人を呼び、人が増えることでさらに子育て環境が整う。そんな好循環がこの沿線で生まれているようだ。

ライフステージが変わっても暮らしやすい

長年、京浜東北線で通勤していた勢田さんだが、25年10月にフリーランスとして独立。今は在宅ワークが中心だ。働き方が変わっても、この沿線の暮らしやすさは変わらない。むしろフリーランスになってから、在宅ワークとの相性の良さに気づいたそうだ。

渋沢MIX
渋沢MIX(出典:電通ライブプレスリリース)

沿線にはコワーキングスペースが多数あり、勢田さんはさいたま新都心駅直結の「渋沢MIX(ミックス)」をよく活用している。

「渋沢MIX」は埼玉県が主導する初のイノベーション創出拠点で、会員登録をすれば無料で利用可能だ。実は今回のインタビューも、勢田さんの提案で「渋沢MIX」のミーティングルームでおこなった。もちろん無料である。「家にいると光熱費がかかるし、睡魔の問題もある。ここに来ればすべて解決するんです」と顔をほころばせる。

休日は家族連れでにぎわう駅近の商業施設も「平日ってこんなに空いてるんだ」と思うほど静かだ。「渋沢MIX」の下にあるマクドナルドでコーヒーを買い、コワーキングスペースで仕事をする。そうしたちょっとした楽しみも混雑しない平日だからこそ可能なのだという。

「結婚がきっかけで住みはじめた街ですが、独り身でも居心地いいだろうなと思いますね」

将来は、親の介護が必要になれば二拠点生活を視野に入れている。夫婦とも両親が地方にいるため「ここに永住するかどうかまだわからない」という前提で、ずっと賃貸生活を続けてきた。

しかしフリーランスになったことで、働き方の自由度が上がった。家賃相場は15年間ほぼ変わっていない。二拠点生活という柔軟な選択肢を持てるのも、この沿線の暮らしやすさがあってこそだろう。

【画像34枚】便利で家賃も高くなく、教育環境もいい…住民が「見栄えより質」と例える京浜東北線の街の様子
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