池袋駅から6分、「"Sサイズなし"ドトール」で見抜く街の格。首都高の高架下に広がる静けさと漂う"品の正体"

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江戸川橋 神田川
江戸川橋から見た神田川(筆者撮影)

「神田川の南側は平坦な場所が多いのですが、北側の江戸川公園のあたりは切り立った崖になっていて、ちょっとしたハイキングコースになっています。休日にお弁当なんかもって散歩するにはちょうどいい。池袋から電車で数分なのに、こうした自然を味わえるのも江戸川橋の住むとちょっといいところですね」(大塩さん)

大学時代からずっと演劇を学び、今でも演劇や文学に親しんでいる大塩さんの説明は、どことなく品があって好感が持てる。現在は自身の経験をもとにした小説を書いているのだそうだ。そんな大塩さんの語るとおり、江戸川公園は東京のど真ん中、首都高のすぐ脇とは思えないくらい静かな雰囲気を持っている。

江戸川橋 江戸川公園
江戸川公園(筆者撮影)

インクの匂いが残る街

この公園の崖を登りきった先には、都内最大級のカテドラルがある。その存在を教えてくれたのは、江戸川橋に本社を置く「株式会社キリスト新聞社(文京区関口1-44-4)」の松谷信司さんだ。

キリスト新聞 江戸川橋
キリスト新聞社の松谷さん(筆者撮影)

「江戸川橋の付近は住所で言うと文京区関口なのですが、出版社の講談社や、大日本印刷などが近くにあることから、印刷の街としても知られています。かつては家族経営の印刷屋さんがたくさんあったらしい。今でもその雰囲気は残っています」(松谷さん)

そう語る松谷さんに見どころを聞くと、

「うちはキリスト教系の新聞社です。そうした立場から言うと、やっぱりカトリック関口教会(文京区関口3-16-15)の“東京カテドラル聖マリア大聖堂”ですね」(松谷さん)

江戸川橋から江戸川公園の崖を登りきって少し歩くと、天を指すような建造物が見えてくる。1920年からこの地にある関口教会の聖堂は、第二次世界大戦時の東京大空襲でいったん焼失する。戦後になって、ドイツ・ケルン教区などによる支援もあり、丹下健三の設計による東京カテドラル聖マリア大聖堂が1964年に献堂されたという。

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