【世界的に人気が高まるモータースポーツ"F1"に新規参入】2026シーズンから新チームを立ち上げ参戦する「アウディ」が語る商業的価値

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——F1の新時代が始まった今、他のチームと比べて自分たちがどこにいるのか、そして他のチームとの差がどれくらいあるのかを評価するのは難しいことでしょうか?

ビノット:難しいというより、不可能です。他のチームがどのレベルにいるのかは誰にもわからないと思います。そして今はオーストラリア(開幕戦)での順位がどうであろうと、それが重要だとは考えていません。

少なくとも自分たち自身に集中するのであれば、シーズンを通して、レースを通して成長し、どんな問題や失敗に直面しても確実に解決し、学びつづけること。私たちは謙虚に学ぶ姿勢を保つ必要があります。繰り返しになりますが、より重要なのは継続的な進歩を示すことです。

——最後にもう1つ質問があります。ビノットもジョナサンも長年F1の世界で活躍されてきたので、チームがどのように発展していくのかをよくご存じですよね。現在のこのチームの個性、そしてザウバーからアウディへとどのように変貌を遂げたのか、説明していただけますか?

ウィートリー:チームは非常に野心的です。初めて来たとき、社員が驚くほど若く、エネルギーに満ちていました。先週もチームミーティングがあり、メンバー全員が「自分たちのコミットメント」を書き記しました。3つの異なる拠点にいる1500人もの人材が、チームを前進させる力になっています。

結局、どんなにいい設備があっても、人がいなければ成り立ちません。このチームは“人”によって支えられています。そしてファンとの関わりも、既存チーム以上を目指しています。私たちの旅はまだ始まったばかりですが、とてもエキサイティングなものになるはずです。

映画のようなアクセスストーリーを描けるのか

チームのドライバーは、F1で16シーズン目を迎えるベテラン、ドイツ人のニコ・ヒュルケンベルグ(写真左)と22歳という若きブラジル人のガブリエル・ボルトレートの2人
チームのドライバーは、F1で16シーズン目を迎えるベテラン、ドイツ人のニコ・ヒュルケンベルグ(写真左)と22歳という若きブラジル人のガブリエル・ボルトレートの2人(写真:AUDI AG)

チームのドライバーは、F1で16シーズン目を迎えるベテラン、ドイツ人のニコ・ヒュルケンベルグと22歳という若きブラジル人のガブリエル・ボルトレートの2人。ベテランと若手という映画『F1』を思わせる組み合わせにも期待が高まる。

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「R26」は、1月26~30日にバルセロナで行われるシェイクダウンを経て、2月中旬にバーレーン・インターナショナル・サーキットで実施されるプレシーズンテストで走行シーンがお披露目される予定だ。そして3月6日にはオーストラリアにて2026年シーズンの開幕戦がスタート。3月27〜29日には、鈴鹿サーキットにて日本GPが開催される。

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藤野 太一 エディター&ライター

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ふじの たいち / Taichi Fujino

大学卒業後、自動車情報誌「カーセンサー」、「カーセンサーエッジ」の編集デスクを経てフリーの編集者兼ライターに。最新の電気自動車からクラシックカーまで幅広い解説をはじめ、自動車関連のビジネスマンを取材する機会も多くビジネス誌やライフスタイル誌にも寄稿する。またマーケティングの観点からレース取材なども積極的に行う。JMS(日本モータースポーツ記者会)所属。

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