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新NISAで爆売れ《オルカン》が抱える"3つの死角"、運用担当者が「これ1本で老後は十分ではない」と語る真意

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  • 斎藤 健二 金融・Fintechジャーナリスト
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3位以下はさらに引き離されている。「ニッセイ外国株式インデックスファンド」が59ポイント、「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」が52ポイント、「たわらノーロード先進国株式」が51ポイントと続く。

もはや比較対象を失いつつある――。そんな「一強」の風景が、25年のFund of the Yearだった。

勝者が自ら語った「限界」

だが、この圧勝劇の直後に思わぬ展開があった。表彰式後のQ&Aセッションで、司会を務めたファイナンシャル・ジャーナリストの竹川美奈子氏が各社に問いを投げかけたのだ。

「本当にオルカン1本で大丈夫なんですか?」

会場には運用会社の担当者だけでなく、日頃からインデックス投資を実践する個人投資家も多く集まっていた。オルカンを積み立てている人にとっては、気になる問いかけだ。

この質問に、オルカンを運用する三菱UFJアセットマネジメントの村松祐介ファンドマネージャーが答えた。

「社内でもよく議論になります」

村松氏は続けた。「シニアの方で資産形成がうまくいった方々が『これからどうしよう』と思われることも多い」。積み立てる段階では最強でも、使う段階になると話が変わる。運用会社自身がその課題を認識し、解決策を模索しているというのだ。

ニッセイアセットマネジメントの中島羊介氏にも同様に、竹川氏から「ニッセイ外国株式インデックスファンド1本で大丈夫か」と問われた。

「私の答えはNOです」

自社ファンドを「1本では足りない」と言い切った。そしてこう付け加えた。「ファンドに寄った話より、ご自身の人生を考えていただきたい。自分の幸せのために、お金の心配を減らしたい――。投資の意義はそこにあるのではないでしょうか」。

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【運用会社が「NO」と言った3つの理由】

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