「冬季オリンピック」日本人選手の金メダル数と株価に意外な関係

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次の表では、1990年代以降に行われた9回の冬季五輪を対象に、冬季五輪関連銘柄の株価パフォーマンスをまとめています。

最上段は、1992年に開催されたフランス・アルベールビル五輪の結果です。五輪開始前の1週間では株価が2.7%上昇しており、五輪開催を前に関連銘柄への期待や注目が高まったことがうかがえます。

一方、表の最下段は、過去9回の冬季五輪における平均値を示しています。この平均を見ると、五輪開始前の1週間では平均で1.2%上昇しており、冬季五輪の直前には、関連銘柄が期待先行で買われやすい傾向が確認できます。

しかし、開催期間中や五輪終了後に目を向けると、1週間後、2週間後、さらには1カ月後まで、平均ではマイナスのパフォーマンスとなっています。これは、五輪開催前に材料が先行して織り込まれ、開催後は日経平均株価と比べて関連銘柄のパフォーマンスが相対的に劣りやすいことを示しています。

金メダル獲得数に注目するとわかったこと

ここまでの分析を見ると、冬季五輪が開幕してからでは、「関連銘柄の株価上昇はもう期待できないのではないか」と感じるかもしれません。

しかし、分析をさらに深掘りすると、いくつか特徴的な傾向が見えてきます。

前回の北京冬季五輪では、日本人選手の活躍が際立ちました。メダル獲得数は18個と過去最多となり、金メダルも3個を獲得しています。

そこで、日本人選手の活躍度合いを示す指標として金メダル獲得数に注目し、五輪を分類してみました。

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