「冬季オリンピック」日本人選手の金メダル数と株価に意外な関係

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次の表では、日本が金メダルを3個以上獲得した大会を抽出し、その平均的な株価パフォーマンスを示しています。その結果、五輪の開催期間中だけでなく、終了後にかけても、冬季五輪関連銘柄の株価が比較的好調に推移していることがわかりました。

一方、金メダル数が3個に満たなかった大会を平均すると、開催期間中および五輪終了後のパフォーマンスはいずれもマイナスとなっています。

関連商品の需要やレジャー需要が拡大も

この違いは、五輪で日本人選手が活躍することでウィンタースポーツへの注目度が高まり、関連商品の需要やレジャー需要が拡大するのではないか、という期待が株価に反映されるためと考えられます。

今回のミラノ・コルティナ冬季五輪では、前回の北京大会を上回る金メダル獲得も期待されています。専門家の間では、金メダル数が大きく上振れする可能性も指摘されています。

こうした点を踏まえると、五輪開幕後であっても、日本人選手の活躍次第では、ウィンタースポーツ関連の冬季五輪銘柄に改めて注目が集まる展開も考えられるでしょう。

吉野 貴晶 マネックス証券チーフ・マーケット・アナリスト 兼 マネックス・ユニバーシティ 投資工学研究学長

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よしの たかあき / Takaaki Yoshino

金融情報誌「日経ヴェリタス」アナリストランキングのクオンツ部門で、記録的となる16年連続で1位を獲得した後、国内系運用会社で投資工学開発センター長を経て、現職。社会人として歩みを始めて以来、一貫してクオンツ計量分析、データサイエンス、AI(人工知能)を活用した証券市場の分析に携わる。大学共同利用機関法人 統計数理研究所のリスク解析戦略研究センターで客員教授を兼任。青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(青山ビジネススクール)にて客員教授、学術フロンティア・センター特別研究員。経営戦略、企業評価とポートフォリオマネジメントの授業の教鞭も取る。博士(システムズ・マネジメント)。日本ファイナンス学会理事、日本金融・証券計量・工学学会(JAFEE)理事。2025年9月より現職。

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