「半纏って本当に暖かいの?」実物を見たことがなかった私が《5984円の久留米はんてん》を買ってみたら、冬の暮らしが思いのほか変わった

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サイズはフリーサイズ。身長161㎝・標準体型の私が着ると、お尻がすっぽり隠れるくらいだ。ゆったりしているので、中にスウェットやニット、フリースなど、厚手のものも着られる。腕まわりがゆったりしていて、締め付け感がないから動きやすい。

半纏を着るようになって変わったこと

私はフリーライターなので、取材がある日以外は自宅で仕事をしている。一日中家にいるので、就寝中以外は常にエアコンの暖房をつける生活を送っていた。

しかし半纏を買ってからというもの、暖房をつける時間が大幅に減少した。

まず、朝はだいたい8時半に起床する。この冬、起床時のわが家の室温は15℃前後だ。

筆者宅の温湿度計
わが家の温湿度計。インフルエンザの注意度合も表示されるのだが、どういう条件で表示が変わるのかはわからない(写真:筆者撮影)

この記事執筆時の1月中旬は14.8℃だった。15℃近くあれば、普段着の上に半纏を羽織ればもう寒くはない。しかし、あまりにも室温が低いのも健康に良くなさそうなので、一応エアコンをつけて部屋を暖める。1時間半ほど経って室温が21℃くらいになったところで、エアコンを止める。あとは明日の朝まで暖房は使わない。もちろん室温は少しずつ下がっていくが、半纏を着ていればまったく寒くないのだ。

筆者宅の温湿度計
室温が上がったら、さっきよりもインフルエンザの注意度が下がった(写真:筆者撮影)

半纏の下には何を着ているのかというと、無印良品の「あったか綿厚手Uネック八分袖Tシャツ」とスウェットを着ている。私はこれで十分過ごしやすい。寒さに弱い人なら、もう少し工夫が必要かも(もっと暖かく過ごす工夫については後述する)。

暖かさの次に気になるのは着心地だろう。この記事の担当編集さんには「半纏って重くて肩が凝りませんか?」と言われたが、まったくそんなことはない。中に入っているのは綿だが、まるで羽毛のように軽いので、一日中着ても肩が凝らないのだ。担当編集さんは「祖母が作ってくれた半纏は綿がずっしりと重かった」と話す。なるほど、昔の半纏はそうだったのかもしれない。きっと企業努力によって着心地よく改良されていったのだろう。

半纏を買ってからというもの、暖房をつける時間が短くなったからか、目の下の乾燥小じわが前ほど気にならなくなった。

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