「推しのダンス、どう凄いか言語化できない」ファンの悩みに"答え"を示した…『それスノ』完コピ企画はなぜここまで面白いのか

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「高低差の覇者。普通あんだけ高く跳んだら遅れる、それでジャストでついてくる(ことがすごい)」(佐久間大介への評)
「ポージングの貴公子」(宮舘涼太への評)
「アイソレの鬼」(Kep1er・ダヨンへの評)

といった形で、私たちが「凄い」としか言えなかったものに、プロは名前を与えてくれる。

TAKAHIROはこの企画についてこう語っている。「たった3分です。でも3分じゃない。彼らのアーティスト人生プラスの3分です」

この言葉が、企画の本質を突いている。3分間で見えるのは、その場の記憶力だけではない。何年もかけて体に染み込ませてきた基礎、舞台経験、表現者としての厚みなのだ。それが、一瞬のパフォーマンスに凝縮される。

ファンは「推しの凄さ」を知っている。でも、それを言葉にできなかった。TAKAHIROの解説は、「言いたかったこと」に輪郭を与えてくれる。

冒頭で紹介した三宅香帆さんの言葉を借りれば、『それスノ』の完コピ企画は、まさにこの「細分化」を視聴者の代わりにやってくれている。

事務所の枠を超えたコラボも楽しい

それSnow Manにやらせて下さい
(『それSnow Manにやらせて下さい』公式Xより)

この企画には、さまざまなゲストが登場する。

LDHからは三代目J SOUL BROTHERS、GENERATIONS。ももいろクローバーZ、元AKB48メンバーらも。さらにはK-POPから、LE SSERAFIM、Kep1er、IVE、そして、同じ事務所の先輩・後輩まで。バラエティでの共演は珍しいアーティストたちが、「完コピダンス」でプロとしてのプライドをぶつけ合う。

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