「推しのダンス、どう凄いか言語化できない」ファンの悩みに"答え"を示した…『それスノ』完コピ企画はなぜここまで面白いのか

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このフォーマットには画期的な「発明」がある。

「ダンスがうまい」という曖昧な評価を、「短時間で振り付けを覚えられるか」「正確に再現できるか」という、誰にでもわかる基準に置き換えているのだ。

詳しくない人がダンスを見ても、「キレがある」「この振りのここがなんかいい感じ」といった曖昧な褒め方になりがちだ。しかし、本企画は「短時間での振りコピ」という企画性をもたせることで、初心者向けに「凄さ」を翻訳することに成功しているのだ。

一方で、完璧にコピーできなくても番組は盛り上がる。振りが飛んでも全力で踊り切る姿に「かっけー!」と声が上がり、「ショーとしてパーフェクト」と評することもある。

「完コピ」という明確な基準があるからこそ、そこからはみ出したときの個性やタレント性も際立つところが、ファンからしたらたまらない部分だ。

「職人集団」Snow Manの実力

カリスマックス Snow Man
25年8月にリリースしたDigital Single「カリスマックス」。ユーロビートサウンドに乗せた“パラパラ”を思わせるような振り付けがキャッチー(Snow Man公式HPより)

ここで、Snow Manというグループについて触れておきたい。

彼らは2020年にデビューし、スタジアムライブを成功させるなど快進撃を続けている。しかし、デビューまでグループを結成してから約11年もの下積み期間がある。その間に培われたダンススキルは折り紙付きだ。

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