南海5000系「泉北の顔」はどれほど斬新だったのか 順次「南海カラー」に塗装変更でも残る"独自色"

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泉北時代の塗装は、白地にブルー濃淡の2色のラインを配したデザイン。近年はライトブルーのラインをなくし、濃いブルー1色のラインとなった5505編成もある。合併直前から、側面の「SEMBOKU」のロゴは「NANKAI」に変更された。

そうした中、5503編成を使って2023年に運行を開始したラッピング列車にはマスコットキャラクター「せんぼくん」が片方の側面に大きく描かれて「泉北色」が濃く残っている(反対側は「鉄道むすめ」をデザイン)。側面の「SEMBOKU」の表記は健在だ。

せんぼくんはもともと泉北高速鉄道の公式キャラクターだったが、“総選挙”によって南海との合併後も存続した経緯がある。

南海5000「せんぼくん」ラッピングと南海カラー変更車の並び
「せんぼくん」ラッピングの5503編成と南海カラーになった5507編成(記者撮影)
【写真をすべて見る】大阪府都市開発のオリジナル車両として導入された「5000系」を車両基地で独占取材。登場時の試運転や運行開始初日の貴重な写真も

変わらない「泉北の顔」

南海電鉄は「企業ブランドの一体化や企業文化の融合をはかる」として、旧泉北車両について南海の通勤車両と同じく、青とオレンジのラインが入ったデザインに塗色変更する方針だ。すでに5507編成が2025年夏から「南海カラー」となっている。

同社によると、塗色変更はこれまでも7年前後の間隔で入場する全般検査に合わせて実施してきた。5000系は順次「南海カラー」を身にまとっていくことになるが、「泉北の顔」としての役割はこれからも変わらずに続いていきそうだ。

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橋村 季真 東洋経済 記者

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はしむら きしん / Kishin Hashimura

三重県生まれ。大阪大学文学部卒。経済紙のデジタル部門の記者として、霞が関や永田町から政治・経済ニュースを速報。2018年8月から現職。現地取材にこだわり、全国の交通事業者の取り組みを紹介することに力を入れている。

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