東野圭吾作品の初アニメ化『クスノキの番人』樹高40mの"ご神木"は実在する? 舞台地「東京・あきる野市」を訪れると…

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滋賀県の甲賀市には、「岩尾池の一本杉」という地元のシンボルとなっている木があります。池のほとりに佇む高さ15mの古木で、樹齢は1000年にもおよび、伝教大師最澄のゆかりの地でもあります。

ここは、映画『レジェンド&バタフライ』(23年)で、木村拓哉さん扮する信長が夢を見るという印象的なシーンのロケ地となりました。

岩尾池の一本杉
幻想的な姿を見せる「岩尾池の一本杉」(写真:double diamond/PIXTA)

「冬のソナタ」の並木道にそっくりな場所も

聖地巡礼
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東日本には、青森県と秋田県にまたがる世界遺産・白神山地に「マザーツリー」と言われ親しまれてきた樹齢約400年のブナの巨木がありました。

しかし残念ながら、18年9月の台風により幹が折れ、24年には枯死が確認されたとのことです。筆者はその前にここを訪れる機会がありましたが、その威容に圧倒されたことを覚えています。

マザーツリー
枯死となる前の在りし日の「マザーツリー」(写真:taka/PIXTA)

また、江戸時代には、東海道などの旧街道沿いに松や杉が植えられ、並木道が整備されました。栃木県の「日光杉並木」は、「世界で最も長い並木道」ということでギネスの世界記録に認定されています。

さらに並木道といえば、ドラマ『HERO』などに登場し、都内有数の紅葉スポットとして知られる「明治神宮外苑のイチョウ並木道」があります。また、滋賀県高島市にある「メタセコイアの並木道」も、ドラマ『グレースの履歴』(23年)などのロケ地として多く活用されています。

ちなみにこのメタセコイアの並木道は、日本でも大ヒットした韓流ドラマ『冬のソナタ』(02年、日本での放送は03年)のオープニングシーンなどに登場する並木道にそっくりだと、当時多くの観光客を集めたようです。

メタセコイアの並木道
あまりに美しい光景の「メタセコイアの並木道」。「冬ソナ」の世界観にそっくりと話題を呼びました(写真:adigosts/PIXTA)

私たちの心の拠りどころでもあり、昔から地域を見守ってきたご神木や名木。そこには、歴史や神秘的なストーリーがあります。この機会に、地域にある木の由来を調べてみても面白いかもしれません。

古関 和典 ロケ地研究家、コンテンツツーリズム研究家

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こせき かずのり / Kazunori Koseki

1973年神戸市生まれ、早稲田大学政治経済学部卒業後、旅行会社に入社。映画『のだめカンタービレ』のヨーロッパロケを担当して以降、社内でチームを立ち上げ、数多くの映画、テレビドラマ、アニメ等のコンテンツ制作の業務に携わる。2016年、TIFFCOMにおいて、『日経エンタテインメント!』と共催で「全国ロケ地セミナー」を開催し、その活動が同誌でも紹介される。2023年、法政大学大学院政策創造研究科修士課程修了。

現在は業務の傍らでロケ地研究家として「ロケ地ラボ」を主宰し、各大学や地域での講演も行っている(2015年以降、内閣官房より「地域活性化伝道師」の委嘱を受け活動)。2021年、フジテレビ『超逆境クイズ!!99人の壁』に「ジャンル=ロケ地」でチャレンジャー出場、グランドスラム達成。コンテンツツーリズム学会理事。

ブログ:https://ameblo.jp/chiiki-media/

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