また、本作の舞台は、現代の東京。「玲斗」が伯母の「千舟」とともにやってきた「月郷神社」のある最寄り駅は、JR五日市線の終着駅「武蔵五日市駅」(東京都あきる野市)となっていますが、そこから先の場所はフィクションのようです。
その他、作中には新宿や渋谷の街や「千舟」が滞在する「帝国ホテル」など、都内の多くの場所が登場しますが、伊藤監督はリアリティを出すために、それぞれの場所を1人で自転車に乗ってロケハンに回り、「スタッフと同行する前に3、4回は同じところを見に行った」と話しています。
「ご神木」がいくつもある、あきる野市
さて、舞台地の1つである東京都あきる野市は、東京都西部に位置する人口約8万人の都市で、1995年に秋川市と五日市町が合併し誕生しました。東京駅からは、JR中央線で立川駅へ、そこから青梅線と五日市線に乗り継いで行くことができます。
作中でも、「玲斗」が武蔵五日市駅から電車に乗って、都心に出るシーンが描かれています。
こぢんまりとした終着駅の武蔵五日市駅から五日市線の短い電車に乗って拝島駅、そして青梅線、中央線、山手線と乗り継いで渋谷に向かう道中は、小さな町から徐々に都会へと向かっていくグラデーションのように描かれています。
駅前は、檜原村や日の出町などに向かうバスターミナルとなっていて、ここを基点に「秋川渓谷」やその周辺へハイキングに出かける人などで、特に週末は賑わいを見せています。


















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