SFで描かれた未来が現実に? SF作家が70年前に予言していた"監視と統制のディストピア"

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(写真:KJ110 / PIXTA)
(写真:KJ110 / PIXTA)
漫画でもアニメでもドラマでも映画でも、「特殊能力」や「特殊技術」が登場する作品は非常に多いです。人智を超えた力を振るう能力者や、今の現代では考えられないような技術が登場する作品は非常に面白く受け入れられる場合が多いです。今回は、「創作のためのエスパー・超能力図鑑」を上梓したテレビ朝日ドラマ『ちょっとだけエスパー』エスパー監修の西岡さんに、SF作品が予想した未来について語ってもらいました。

みなさんは、昔のSF作品の未来予想が、どれくらい当たっていたと思いますか?

昔から、21世紀の未来を描く小説や映画・アニメ作品はたくさん存在していました。でもそれらを見ていると、「あれ?」と思うことがありますよね。

例えば、2020年以降の世界を描いている作品のはずなのに、スマホを使っていなかったり、ノートパソコンを使っていなかったり、USBを使わずフロッピーディスクを使っていたり……。21世紀を生きるわれわれからしたら、「もっと未来は進んでいるよ」と笑ってしまうようなことがありますよね。

バック・トゥ・ザ・フューチャーが描いた2015年

例えば、『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』(1989年公開)では、1985年から30年後の2015年の世界に行くことになります。自動で靴紐が締まるスニーカーや生ごみで動く機械、空飛ぶ車などたくさんの未来っぽいものが描かれているのですが、スマートフォンは登場しません。

当時の製作陣にとって、誰もが小型の高性能コンピューターを常時携帯し、それで連絡を取り合い、情報を検索し、写真を撮る未来は想像できなかったのでしょう。

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