決済だけじゃないAndroidの「Googleウォレット」── FeliCa非搭載でも使える機能と、いつの間に進化していた"意外な便利さ"

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取材や打ち合わせで、さまざまな企業を訪問する筆者は、こうした場面が多い。検索すると言っても、相手の名前がビルの管理システムだったり、担当者だったりとさまざまで、なかなか見つからない。そこで、筆者はこうしたメールが届いた直後に、Androidのウォレットアプリに登録しておくことにした。これなら、当日検索してメールを探す必要がなくなるからだ。

QRコードの登録手順も簡単だ。まず、メールなどでQRコードを受け取ったら、それをスクリーンショットで記録する。次に、共有メニューを開き、「Googleウォレット」を選択する。あとは、ウォレットにパスとして登録していくだけだ。メールの中身を解析しているため、時間や場所などは自動的に登録されるので、手動で入力することはほとんどない。

Android ウォレットアプリ
スクリーンショットを撮って共有からウォレットを開くと、そのQRコードがパスとして登録される。場所や時間は、AIが自動的に読み取って入力を済ませてくれる(筆者提供)

パスは大元のスクリーンショットも記録されており、ワンタッチで開くことが可能。詳細な注意事項などを確認したいときには、それを表示させればいい。

通信環境が悪くてもスムーズに提示できる

筆者の利用シーンとして商業オフィスビルへの入館というシーンを元に解説したが、このパスを登録する機能は、ほかにも応用することが可能だ。イベントの入場チケットだったり、博物館のチケットだったりを、登録しておける。筆者は、過去に大阪・関西万博のチケットをこのパスに保存しておいたこともある。これだと、通信環境が悪くても、チケットをスムーズに提示できるからだ。

航空券や一部のシェアオフィスなど、ダイレクトにウォレット登録できるようなものもあるが、そうでない場合も、スクリーンショットから簡単にウォレットアプリのパスにすることが可能なのは、覚えておきたいテクニックだ。支払いだけが財布の全機能ではないのと同様、ウォレットアプリも用途が広がっていると言えるだろう。

石野 純也 ケータイジャーナリスト

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いしの じゅんや / Junya Ishino

大学卒業後、出版社の宝島社に入社。IT関連の雑誌、書籍を編集する部署で、数々のケータイ関連誌を立ち上げる。独立後は、ジャーナリスト/ライターとして、モバイルに関連した幅広い企業を取材。ウェブサイトや雑誌を中心に、執筆活動を行う。ネットワークから端末、コンテンツまで、モバイルに関する全レイヤーをカバーする。主な著書は『ケータイチルドレン』(ソフトバンク)、『モバゲータウンがすごい理由』(マイナビ)。iPhone、スマートフォン関連の解説書なども、多数手掛けている。

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