アンドロイドのQuick ShareはQR共有、Windows連携、Galaxy独自機能まで、iPhoneのAirDropを超える利便性

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Pixel 10の“AirDrop対応”でにわかに注目を集めたQuick Shareだが、同機能にはAirDropにはない機能も多い。その便利な使い方を解説する(筆者撮影)
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iPhone、iPadの「AirDrop」と相互利用が可能になって話題を集めたPixel 10シリーズの「Quick Share」だが、これはAndroid共通の機能。“エアドロ”ほどの知名度はないが、Android同士であれば、このQuick Shareを使い、相互に写真や動画、テキストなどのデータを送り合うことができる。

Androidの動向をきちんと追っていないと、Quick Shareという機能に耳なじみがないかもしれないが、この名称になったのは2024年のこと。それまでは、Android共通の機能として「ニアバイシェア」と呼ばれていたが、サムスン電子のGalaxyシリーズが独自に採用してきた「クイック共有」と統合する形で現在の名称に落ち着いている。

共有メニューから呼び出し、簡単にファイルを転送できるQuick Shareだが、アップルのAirDropにはない、独自の機能にも対応し始めている。また、一部メーカーの端末では、単なる1対1のファイル共有ではない、より利便性の高いファイル共有の仕組みを用意している。Pixel 10シリーズのAirDrop対応を機に、改めてAndroidのQuick Shareの使い方を見直しておきたい。

送信は共有メニューから、一時的な受信も簡単

iPhoneのAirDropと相互に接続可能になったことで話題を集めたQuick Shareだが、Android同士であれば、機種を問わずにファイルのやり取りができる。使い方は簡単。送りたい写真があった場合、その写真を開いた状態で共有メニューを開き、表示されたアプリの中からQuick Shareを選択すればいい。

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