たとえば、シャオミの場合には1月に発売された「Redmi Note 15 Pro 5G」はFeliCaを搭載し、Suicaなども利用できる一方で、“Pro”のつかない「Redmi Note 15 5G」はNFCのみの対応になる。
また、同社がサブブランドとして展開するオンライン専用ブランドのPOCOシリーズも、基本的にはFeliCa非対応だ。高機能モデルでは、折りたたみスマホの「Galaxy Fold」も、当初はFeliCaを搭載しておらず、グローバルとほぼ同じ仕様で販売されていた。
一方で、FeliCaやおサイフケータイがないと致命的に困るというシーンが、少しずつ減っているのも事実だ。クレジットカードやデビットカードのタッチ決済が、徐々に拡大していることが背景にある。
このタッチ決済は、海外と同じ仕様のため、NFCさえ搭載していれば利用が可能。上記に挙げたFeliCa非対応の端末でも、タッチ決済を行える。
クレジットカードだと電車やバスに乗れないというのも、過去の話。すべてというわけではないものの、関東でも私鉄はタッチ決済に対応する場所が増えてきた。
3月25日からは、私鉄や都営、東京メトロなどの11社局が相互の乗り入れに対応する。
JRの路線には依然としてSuicaが必要ではあるが、生活している場所によっては、必ずしもFeliCaが必須とまでは言えない状況になりつつある。
もちろん、FeliCa搭載端末でもクレジットカードのタッチ決済は利用可能だ。ただし、同じ後払いの決済手段であるiDやQUICPayとはやや挙動が異なっている。
iDやQUICPayは、カードエミュレーションといって、あたかもカードのように、かざすだけで決済できる。
端末の画面を点灯させて、操作する必要がないというわけだ。これに対し、タッチ決済は基本的に、画面のロック解除などが必要になる。
ただし、この仕様のため、iDやQUICPayは1つずつしか設定できず、別のカードに切り替えようとすると少々時間がかかる。
これに対し、タッチ決済はロック画面で決済できるデフォルト設定はあるが、カードの券面を表示させて近づければ、そのカードで決済できる。
複数のクレジットカードやデビットカードを、支払いに応じて変えたいときに便利な仕様と言えるだろう。こうした仕様を把握しておけば、複数の決済手段を使い分けやすくなるはずだ。
機種変時のSuica移行、海外交通系ICの登録も可
元々は決済サービスごとの移行が必要など、機種変更の手間がかかっていたAndroidのおサイフケータイだが、グーグルがウォレットサービスを進化させることで、その手間もかなり少なくなっている。


















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