2025年には、モバイルSuicaの移行もSuicaアプリではなく、ウォレットアプリから行えるようになった。iDやQUICPayは再発行が必要になるが、機種変更前の事前手続きが不要になり煩雑さがなくなった。
Suicaの移行方法は非常に簡単だ。まず、Androidでウォレットアプリを開いて、「電子マネー」欄の「Suica」を選択する。
次に右上のメニューを開き、「別のデバイスに移行」をタッチする。Suicaを移行したい新しい端末では、同じグーグルアカウントでログインして、それを引き継ぐだけだ。
また、新端末からSuicaを発行しようとすると、旧端末に通知が飛び、そこから預け入れの手続きをすることも可能。新旧どちらの端末からも設定ができるため、移行の忘れなどの失敗が少なくなる。
新たに使い始めるスマホをセットアップしている最中にも、Suica移行の手続きができるため、より簡易的に設定できるようになったと言えるだろう。
日本でAndroidに対応している交通系ICカードはSuicaとPASMOの2つだが、実は海外の交通系ICカードを設定することも可能。
海外でも、クレジットカードでそのまま改札を通過できる国や地域が増えているため、出番は少なくなっているが、そうでない場所に行く際には便利だ。例えば、筆者のスマホにはSuicaだけでなく、アメリカの西海岸で使える「CLIPPER」カードを設定している。
ただし、日本にいると、ウォレットからCLIPPERは発行できない。事前に準備しておきたいときには、Googleマップで経路を検索する必要がある。裏ワザ的だが、この方法を使えば日本にいながらにして海外の交通系ICを入手可能。現地についてから、あたふたすることがなくなって便利だ。
ほかにも、ウォレットアプリはアップデートで決済をした際に画面上にアニメーションを表示する機能などが実装されている。
これを有効にしておくと、改札を通った際や、コンビニエンスストアで支払った際に、音だけでなく、視覚的にそれを確認することが可能になる。
確実に決済ができたかどうかを確認したいという人は、設定しておくといいだろう。
支払い以外にも使えるウォレットアプリ
リアルな財布に入るのが現金やクレジットカードだけではないように、Androidのウォレットアプリにも、ポイントカードやそのほかのQRコードを登録できる。特に便利なのが、商業ビルのオフィスフロアに入館するようなときに使うQRコードを格納しておけるということ。こうしたQRコードはメールで届くのが一般的だが、直前に検索しようとしてもなかなか出てこず、焦ってしまう場合がある。


















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