「両親は悪なのか?」 番組側が"演出"を認めるも炎上収まらず…『探偵!ナイトスクープ』のヤングケアラー騒動が見えなくしている「核心」
「世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく」「複雑に入り組んだ現代社会に鋭いメスをいれ」などの大義が書かれていますが、これは笑いにつなげる“振り”であり、関西発のバラエティらしく笑いどころが散りばめられ、時折涙も誘われる番組です。
「見たことがない」という人も、YouTubeチャンネルの動画を見れば、1988年から人気を保ち続けてきた理由がわかるでしょう。
関西のみならず関東キー局以外の日本全国で長年放送されてきたこともあって、ファンの数は国内番組の中でもトップクラス。そのためか、演出に対する反省のコメントが発表されたあとも、「通常運転にすぎない」「ネットの声は無視していい」「これからも胸を張って番組作りをしてほしい」などの擁護が目立ちます。
これらの人々は「『ナイトスクープ』らしく、依頼者が多少なりとも救われたところがあり、せいやさんのよい人間性も引き出されていた」と感じられたのでしょう。
「お詫び」「謝罪」などのフレーズは見当たらない
もちろん今回の演出に関しては、批判が過熱する原因になったことは間違いありません。
特に、先述した演出箇所は、これまで番組を見てきた人が「これは演出だ」とわかっても、番組を見たことがない人はヤングケアラーやネグレクトの疑いを抱いても不思議ではないでしょう。
それでも番組に怒りをぶつける声には多少の強引さが感じられます。テレビのバラエティはもちろんのこと、ネットも含めエンタメコンテンツの狙いは笑いを中心に見る人を楽しませることであり、社会問題の提起、ましてや誰かを叩くことではありません。


















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