「両親は悪なのか?」 番組側が"演出"を認めるも炎上収まらず…『探偵!ナイトスクープ』のヤングケアラー騒動が見えなくしている「核心」
これらを受けて番組サイドは、「父親が乳幼児を残して外出」「母親の『米炊いて、7合』の発言」「『長男やるの疲れました』などの手紙」が演出であることを認めました。
さらに「長男ご自身も、週に3~4回は大好きなバスケットを習うなどの時間がありますが、長男ばかりが家事・育児をしているような印象を与えてしまいました」と釈明。
「実態とは異なる受け止めが生じている状況について、番組として深く反省しております」「取材対象者およびご家族の方々が、放送をきっかけに強い批判や誹謗中傷、詮索にさらされ、日常生活もままならない現状について、番組として強い懸念を抱いています」などとコメントしました。
しかし、それでも騒動は収まりません。特に「番組の演出があったとしても、母親がSNSに書いたことは事実であり問題」などと両親に対する批判は今も続いています。
さらに番組への批判と擁護の対立や、バラエティの演出に対する是非も活発に語られるなど、混沌とした状況であることは間違いないでしょう。
しかし、これだけ多くの記事やコメントが飛び交っているにもかかわらず、今回の本質に迫るようなものは見当たりません。
テレビ業界に詳しいコラムニストであり、20年以上にわたって悩み相談を受け続けてきたコンサルタントでもある筆者が、その本質をどこにも忖度(そんたく)せず掘り下げていきます。
第三者が真っ先に声を上げる場所とは
批判や誹謗中傷の前提になっているのは、「少年がヤングケアラーではないか」「ネグレクトではないか」などの疑いであることは確かでしょう。
ただ、第三者がうかがい知れるのは、番組で放送された部分とSNSの投稿くらいであり、実情を十分に知ることはできません。あくまで「疑わしきは罰せず」の段階であり、「自治体や民間団体などによる調査や改善をいかにスピーディーに行うか」が重要です。


















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