「え、これだけ会社に貢献してるのに、給料これだけ…?」→そんなときに試したい《会社の説得方法》。給与交渉の正しいやり方を身につけよう

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もちろん、業界水準や市場価値を把握しておくことは不可欠です。常識から乖離した要求は成功率を下げますし、交渉が難航した際に「転職」という選択肢を検討するための判断材料にもなるからです。

適切な報酬を「自己投資」のサイクルへつなげる

「コツコツやっていれば、いつか誰かが認めてくれる」という考え方は、給与交渉においては美徳ではありません。自分の価値を正当にアピールし、主張しなければ、報酬の適正化は進まないのです。

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もちろん、日頃から周囲(上司・同僚・部下)と円滑なコミュニケーションを取り、信頼を得ていることが大前提です。近年普及している「360度評価」のような多角的な視点にも耐えうるよう、誠実に業務に取り組む姿勢が交渉の説得力を高めます。

自分に見合う給与を得て、その資金をさらなるスキルアップのための自己投資に回す。それがさらに自身の価値を高めるという好循環(サイクル)を生み出します。もし、どれほど実績を上げても正当な評価が得られないのであれば、転職というステップアップも一つの選択肢でしょう。

まずは、自分自身の価値を正しく評価してもらうための第一歩として、適切な給与交渉を検討してみてください。

北村 庄吾 ブレイン社会保険労務士法人 代表社員

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きたむら しょうご / Shogo Kitamura

1961年熊本生まれ。中央大学法学部卒。社会保険労務士・行政書士・ファイナンシャルプランナー。「人事・労務のプロフェッショナル」「年金博士」など、さまざまな顔を持つ。大学卒業後、社労士試験向けの講師として人気を博し、受験対策本『最短最速合格法』シリーズがベストセラーに。2000年にブレインコンサルティングオフィスを設立。4000を超える社労士事務所を組織化し、法改正を中心とした人事・労務情報を提供。人事労務支援専門の会員制サイト「かいけつ! 人事労務」を開設し、企業の人事・総務担当者から好評を得る。2020年に同社を離れ、現在は、ブレイン社会保険労務士法人の代表として活躍中。メディア出演も多く、週刊ポストに「年金博士」としてたびたび登場。監修した同誌増刊「年金シリーズ」は数十万部の大ヒットとなった。テレビ出演は100回を超え、著書は100冊、累計部数も100万部を超える(監修書含む)。評論家・講師としても活動しており、登壇回数は1000回を超える。年金・医療保険などの社会保険制度や働き方改革などのテーマを得意としている。著書に『やさしくわかる給与計算と社会保険事務のしごと』(日本実業出版社)、『社労士試験 最短最速! 非常識合格法』(すばる舎)、『制度を知って賢く生きる 人生を左右するお金のカベ』(日本経済新聞出版)などがある。

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