英語で「a」と「the」を"完璧に使い分ける"簡単な方法 「丸暗記」ではなく「核心をつかむ」ことで冠詞を理解しよう!

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<「いきなり出てくるthe」にも納得できる>

Please close the door.
ドアを閉めてください。

「部屋にドアがひとつだけ」、もしくは「(いくつかあっても)どのドアを指すか話し手・聞き手で共通認識できる」ので、(a doorではなく)いきなりtheがつくのです。

Did you hear the news?
例のニュース聞いた?

衝撃的なニュースがあったとき、朝イチで会った相手と共通認識できる(知っているはずだと思う)ならtheを使えます。このtheは「あの・例の」という感じです(「その」では変ですよね)。

※歴史的には、that「あれ」からtheが生まれたので、thatと同じ感覚で「あの」と考えてもまったく問題ありません。

「正体不明」なものには“a”をつける

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「不定冠詞(a/an)」

共通認識できるときにtheを使うのですが、それを裏返して「共通認識できない」とき、つまり「たくさんある中の1つ」にaを使うと考えてください。

※aは「1つの」というより、「(たくさんある中の)1つの」なんです。

Iʼm a stay-at-home dad.
私は専業主夫をしています。
Would you like a cup of coffee?
コーヒーを1杯いかがですか?

さらに細かく考えると、「たくさんの中の1つ」→「どれでもいいから1つ/特定しない1つ」というときにも使えます。

Have you ever seen a sea turtle?
ウミガメって見たことある?

「母音(a・i・u・e・oの音)」で始まる単語の前では、aはanになります。

あくまで「音」から判断するので、for an hour「1時間」のようにhで始まっていてもanがつきます(hourの発音は「アゥァ」)。一方、a UFOでは(つづりはuでも)母音で始まらないので(「ユ」の音なので)aとなります。

Sarah is an architect.
サラは建築家です。
Thatʼs an interesting idea.
それは面白い考えですね。

以上のように、「丸暗記」ではなく「核心をつかむ」ことで冠詞の理解が深まります。

関 正生 英語講師・語学書作家

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せき まさお / Masao Seki

1975年東京生まれ。埼玉県立浦和高校、慶應義塾大学文学部(英米文学専攻)卒業。TOEIC®L&Rテスト990点満点。リクルート運営のオンライン予備校「スタディサプリ」講師。スタディサプリでの有料受講者数は年間140万人以上。受験英語から資格試験、ビジネス英語、日常会話までを指導し、英語を学習する全世代に強力な影響を与えている。著書累計500万部突破。著書に『真・英文法大全』『英文法ポラリス』シリーズ(KADOKAWA)、『極めろ!リーディング解答力TOEIC®L&R TEST PART 7』(スリーエーネットワーク)、『サバイバル英文法』(NHK出版新書)、『関正生のThe Rules英語長文問題集』シリーズ(旺文社)、『大学入試英単語SPARTA』シリーズ、『中学校3年間の英単語が1ヵ月で1000語覚えられる本』(かんき出版)など150冊超。英語雑誌『CNN ENGLISH EXPRESS』(朝日出版社)でコラムを連載中。

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